教443 学びを深める 全県教育委員会研修会(教育長ブログR5.5.29)

更新日:2023年05月29日

兵庫県市町村教育委員会連合会の令和5年度定時総会・全県教育委員会研修会が播磨町中央公民館で行われ、県内市町教育委員会の教育長や教育委員等が集まった。講演では文部科学省初等中等教育局児童生徒課生徒指導室長が「生徒指導提要の改訂を踏まえたこれからの生徒指導の方向性」について、県教委義務教育課副課長から「不登校対策事業」について説明があり、教育に関する学びを深めることができたじょう。

 

総会では、教育行政功労者表彰があり、本市からは2期8年教育委員を勤めていただいた中村貴子前教育委員が表彰を受けられた。

 

最初の講演では、「生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書である生徒指導提要が12年ぶりに改訂されたこと」「生徒指導は『させる指導』から『支える指導』へ」「生徒指導の目標は生徒一人一人の自己指導能力の育成」「個別事例の種類が増加し、具体的な不適切指導の例も記述」「生徒指導は教職員だけでなく、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー、その他の専門家や地域の人々と連携・協働して『チーム学校』として教育活動を展開させること」等を学んだ。

 

次の講演では、「不登校支援は社会的に自立することを目指す」「不登校の児童生徒全ての学びの場を確保し、学びたいと思った時に学べる環境を整え『誰一人取り残されない学びの保障』を実現する」「心の小さなSOSを見逃さず、チーム学校で未然防止に取り組む」「本県の不登校対策に向けた中核施設である『但馬やまびこの郷』や民間施設等との連携」等の重要性について再確認した。

 

生徒指導や不登校に関して、丹波篠山市においても全県と共通した課題もあるので、本日研修に参加した教育委員の皆さんと力を合わせて、今回の研修を活かして取り組んでいきたい。


 

教育長は、会場に隣接する播磨町役場にかつての教え子が勤めているのを思い出し、講演が終わってから会いに行った。かつての教え子は大きく成長していて、「町役場では町長の次に目立っている」という。「自分の可能性に限界を設けず何でも挑戦してバリバリ元気出していくように」(当時の言葉で『リミッターを外せ』)と教えたけど、そこまで成長するとは(『出藍の誉れ』)。

全県教育委員会研修1
全県今日委員会研修2
全県今日委員会研修3
全県教育委員会研修4

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