教448 特色ある学校 市内3高等学校の学校紹介その2(教育長ブログR5.6.5)

更新日:2023年06月05日

市教委が主催する、各中学校における市内3高等学校の学校紹介2校目を篠山中学校で実施した。3つの高校とも特色ある学校だが、説明の内容や仕方も特色があって興味深かった。今回は各高校の説明から学んだことを紹介するじょう。

 

県立篠山産業高校は、まず「高校で学ぶ意味は?」と尋ね、「(答えが見つからなかったら)答えは産業高校にある」とひきつけた。夢が見つかる就職先、進学先も豊富にある。4つの学科ごとに様々な資格取得ができ、資格取得に取り組む過程で『挑戦する力』や『忍耐力』等の生きる力が養われる。

 

県立篠山東雲高校は、小学校時代の自然学校や中学校での「トライやる・ウィーク」が印象に残るのは、体験と五感を使うからと説明し、篠山東雲高校の授業では体験や五感を使うことが多い。実習で地域を大切に思う心も育てられる。目標に向かって取り組む過程で課題を発見する力や実現する力が養われる。

 

県立篠山鳳鳴高校は、当該中学校出身の先輩がビデオで後輩たちに鳳鳴高校の良いところや高校生活の充実ぶりを伝えた。全員が取り組む『地域探究』の授業では、自分たちでテーマを設定し(「バスを便利にするには」「空き家を活用するには」等)、課題を解消する方策を探るが、その過程で「答えをつかむためには、数学や科学などの学習が必要なことに気づく」。新たにできる『STEAM探究科』では、今やっている勉強が何のためにやっているのかに気づいてもらいたいとの話もあった。

 

それぞれの高校の説明内容や説明の仕方、説明者の個性や声のトーンも違い、ここにも個性がみられた。

 

どこの高校に行きたいのか、まだ決まっていない生徒も多いと思うが、どこの高校に行こうと、その後の進路選択がどこになろうとも(大学・短大・専門学校・就職等)、生きる上で必要な示唆がつまった説明会だった。


 

教育長は、また最初のあいさつで、派手な動きで盛り上げようとしたが会場はシーンとしたままだった。それにもめげずこの会の趣旨などの説明を続けたが、ここから、度胸や『耐える力』・チャレンジ精神などを学んでくれればうれしい。

説明会1
説明会2
説明会3
説明会4

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