教451 将来のために トライやる・ウィーク(教育長ブログR5.6.8)

更新日:2023年06月08日

令和5年度丹波篠山市「トライやる・ウィーク」が始まっている。基本は6月5日(月曜日)から9日(金曜日)までの一週間だが、現場によっては、途中休みが入って10日(土曜日)や11日(日曜日)までのところもある。篠山養護学校中学部は11月に実施する。

中学生は、自分の将来を考えて選んだいろんな活動場所で、現場の皆さんから多くの大事なことを学んでいるじょう。

 

市内5中学校328名の中学2年生が、農場などの農林水産業から飲食店や販売店、製造業や病院、福祉施設や幼稚園等135か所の活動場所で就業体験等を体験する。

 

中学2年生が地域で5日間の社会体験をする「トライやる・ウィーク」が兵庫県で始まって今年で25年。小学5年生の自然学校と共に、兵庫県が誇る体験学習の機会だ。

 

参加した子どもたちは実に多くの貴重な学びを得るが、これが実施できるのも市内事業所の皆さんのご支援・ご協力のお陰です。本当にありがとうございます。

 

教育長が子どもの様子を見るために訪問させてもらった丹波並木道中央公園では3中学校から4名が参加していた。この日は、園内に設置する案内板を作っていた。指導の先生に教えてもらいながら、一生懸命作業をしていた。完成品は製作者の名前を刻印して園内に設置されるという。中学生に聞くと「絶対見に来ます」と言っていた。自分ががんばった成果が人の役に立つという体験は、将来の仕事選びにきっと役立つ。

 

次に訪れた衣料品店には3名の生徒がお世話になっていた。商品の整理や値下げシール貼り、レジでの商品詰めなどいろんな作業をさせてもらっていた。

 

中学生に、なぜここを選んだのか聞いてみると、「将来販売の仕事に就きたいから」とか、「人と接する仕事を目指しているから」等と答えてくれた。これまでの感想を聞くと「思ったより疲れるけど(立ちっぱなしなどで)、ちょっと楽しくなってきた」と教えてくれた。

 

指導してくださっている店員さんに聞くと、「楽しんでもらえてこちらも嬉しいし、実際に助かっているところもある」とか、「いろいろ尋ねてくれて、こちらも教え甲斐がある」とか言われていた。


 

市役所も含めて市内随所で活動する中学生があちこちで見られる。市民皆で中学生を育てようという気持ちが有難い。関係者の皆様の期待に応えて、いっぱい学んで大きく成長してくれると思います。最後までお世話になりますけれど、よろしくお願いします。時々活動の様子を見に行く関係者(教育長含む)もいると思いますが、こちらもよろしくお願いします。

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