教458 真剣に学ぶ 城東小学校（教育長ブログR5.6.20）

丹波篠山市立城東小学校の学校訪問では、どの学年、どのクラスでも落ち着いて真剣に学ぶ子どもたちの姿が見られた。目を輝かせて先生の話に聞き入る、手を挙げて質問に答える、友達と意見を交換する、全力で体を動かす（体育）、楽しい時には笑顔を見せる等、真剣の態様は場面場面で変わるが、どの授業のどの場面でもしっかり学びの世界に入っていた。

同じ敷地内にある「かやのみ幼稚園」では、思い思いのペースで川遊びする園児たちの元気な姿が見られた。小学校・幼稚園どちらも真摯に学びに遊びに打ち込んでいたじょう。

体育館で見せてもらった体育の授業では、準備運動のシーンだったが、子どもたちは全力で跳んだり走ったり逆立ちしたり思いっきり体を動かしていた。

タブレットを使って絵を描く授業では、「夏といえば」のお題に、「スイカ」「プール」「海にしよう」とか言いながら、思い思いの絵を描いたり、消したり、教室中に楽しい雰囲気が満ちていた。

上級生の国語の授業では、教科書を読みこみながら、先生の問いをきっかけに理解を広げ、物語の世界に入っていた。

どの授業でも、子どもたちの真剣な表情や眼差しが印象に残る。それだけ授業に集中できているということだ。もちろん、時に見せる笑顔や訪問者にも向けられる温かいまなざしも素敵で、学校園が落ち着いていると感じた。

幼稚園の子どもたちは隣接する小川（水路）で川遊びや生き物探し、ごっこ遊び（葉っぱバーベキュー）などに夢中になっていた。シジミや貝殻、やごや葉っぱなどを網やバケツで集め、友だち同士で楽しんでいた。

自然と関わる体験は、子どもたちの自己肯定感や道徳観、意欲といった成長に必要な非認知能力を高める。こうした体験ができるのも地域や保護者の理解があればこそ、関係者の皆様に感謝申し上げます。