教459 体験で成長 篠山東雲高校(教育長ブログR5.6.21)

更新日:2023年06月21日

丹波篠山市では市内にある3つの県立高校を応援しているが、今回そのうちの一つ県立篠山東雲高校の教育振興をはかり、その発展に寄与する「県立篠山東雲高等学校振興会」の総会に出席した。篠山東雲高校は平成23年に篠山産業高校の分校から独立し、今年で13年目を迎える。1学年1学科「地域農業科」1学級の小さな学校だが、子どもたちは農業実習や現場実習等、体験を通して成長して行くじょう。

 

校長先生は冒頭のあいさつで、「失敗体験も含めて地域での体験で成長し、発言の機会も多く自分から何かをする生徒を育成したい。」と言われた。

 

実際に生徒たちは、お米(田植えや稲刈り、脱穀や草刈り等)や野菜の栽培、食品加工、草花や動物の飼育等、様々な体験的な学習をする。もちろん、国語や数学、体育や芸術等、他の学校と同じ教科の学びもある。

 

菓子パン好きの教育長は、振興会が始まる前に、実習で作ったパンを職員室に売りに行こうとしている廊下で生徒を見つけ、「それ私にも売ってくれない?」と声をかけ、買ったパンを持って会場に入ったら、その場にいた農場長が「他の参加者の方も良ければ買ってやってください。」と言って生徒たちを会場に連れてきたので、多くの参加者がパンを購入した。


 

自分たちが作ったパンを喜んで買う人を見て、生徒たちの意欲や自信は高まっただろう。正に体験で成長する実例を見ることができた。

東雲高校1
篠山東雲高校2
篠山東雲高校3
篠山東雲高校4
篠山東雲高校5
篠山東雲高校6

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