教460 熱い思い 市議会水無月会議一般質問(教育長ブログR5.6.23)

更新日:2023年06月23日

第124回丹波篠山市議会水無月会議の一般質問が始まっている。多くの市議会議員の皆さんが、市長や教育長に市政や教育行政について質問される。質問の中には、少しでも市や市民の生活を良くしたいという熱い思いが入っているじょう。

 

3か月ごとにある一般質問だが、前回は市長選の影響もあって実施されなかったので久しぶりの質問になる。今回は特に教育長(教育委員会)への質問も多かったように思う。

 

以下、教育委員会に関する質問と答弁の概要をお知らせします(一人でいくつかの項目がある場合もあり、何回かに分けてお知らせします)。

問「シビックプライド」(「郷土愛」のみならず、「自分の住む都市に対する市民の誇り」を意味し、自分自身が地域に関わってまちをよくしていこうという参加意識や当事者意識も含む)の視点でどのように「丹波篠山の教育」を進めようとするのか。

(答)地域のために実際に行動するのは、発達年齢もあり高学年からが中心となると思うが、全ての学年で大事な視点であり、「自身が生まれ育った場所への愛着(郷土愛)」を育む「ふるさと教育」がその土台をつくっている。

 

(問)「丹波篠山の教育」の中で、効果の早期発現をめざし(本年度)優先的に進める事業は何か。

(答)「教育は国家(市においても)百年の大計である」という言葉があるように、100年後の日本(丹波篠山市)をつくるためには長期的な視点で人を育てることが大切であり、また教育施策は全てが繋がっており、短期的な視点でどれを優先するかとは簡単には言えない。

ただ、「子どもたちに変化の激しい社会を生き抜く力を養う」という視点は重視していきたい。

 

(問)「DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進」における、「GIGAスクール構想の実現に向けたICTの活用状況」は?

(答)子どもたちが生きる未来は、人工知能やICT等の先端技術が高度化した社会になるのは間違いない。そうした時代を生きる子どもたちに必要な情報活用能力を育成するGIGAスクール構想の実現に向け、丹波篠山市でも市内小中学校に一人一台端末の通信ネットワークを整備し、児童生徒が個別に情報を収集し、共同作業をするというようなICTを活用した学習が進み、児童生徒の情報活用能力が向上している。今後もICTを活用した授業づくりと教職員の研修を一層進めるとともに、教育委員会で策定している「丹波篠山市教育の情報化推進基本計画」に基づき、児童生徒と教職員の情報活用能力の向上を進めていく。

 

(問)子どもの熱中症対策の取組は?

(答)学校ではミストシャワーや大型扇風機の設置、冷感タオル等の使用、丹波篠山茶を活用してのこまめな水分補給、熱中症予防についての保護者通知や教職員研修、夏休み前後の下校時におけるスクールバスの運行等を実施。普通教室及び特別教室の空調整備は完了しているが、体育館については篠山養護学校のみ。体育館の空調については、国の動向や子どもの成長にとってどのような方向が良いのかも含めて考えていきたい。


 

教育委員会以外の質問でも、少しでも市や地域を良くしたいという、熱い思いがひしひしと感じられた。

水無月会議1
水無月会議2

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