教467 新しい学び 八上小学校・幼稚園学校訪問(教育長ブログR5.7.4)

更新日:2023年07月04日

八上幼稚園・八上小学校の学校訪問で見た「個別最適な学び」「協働的な学び」や「主体的・対話的な学び」「一人一台端末を使いこなす学び」等は、これからの教育が目指すべき学び(新しい学び)の実践だじょう。

 

これからの教育は、教師が知識を伝達する教師主導型の学びだけでは、変化の激しい未来を生きる力は身に付かない。それより子ども自身が、自分の興味関心を大事にして、仲間と協働しながら主体的対話的に学ぶことが大事だ。

 

こうした新しい学びの方向は、国や県や市などいろんなところで言われている(教育長も言っている)が、言うのは簡単でも、実際にやるとなるとなかなか難しい。だが、八上幼小の取組には希望が見られた(もちろん他の学校園にも意欲的な取組はある)。

 

幼稚園では4歳児と5歳児が一緒になって、砂遊び・水遊び・生き物にふれて遊ぶ・ジャングルジム・フープ遊びなど好きな遊びをしていた。一人で遊ぶ子、友だちと遊ぶ子、裸足で遊ぶ子等、みんな自分の好きな遊びを好きなやり方で熱中していた。

先生も、夫々の位置で、夫々の役割を中心に、子どもの活動を支えていた。これは小学校以降の、「個別最適な学び」「協働的な学び」「主体的対話的な学び」に十分つながる。

 

小学校では多くの学年で、タブレットを使った自分での学び、教室内のあちこちで友だちとの「学び合い」のシーンが見られた。

 

3年生の国語では、慣用句についてタブレットを使って調べる児童、辞書を使って調べる児童、「『足を引っ張る』って、引っ張られたら溺れるやん」みたいな面白い独り言を言う児童等、みんな自分に合った学び方をしている。

 

4年生の算数では、「2735gを何故2.735キログラムと表記するかを分かりやすく説明する」という先生からの問いかけに応えるための「学び合い」。かつて学級活動でこのクラスを指導したことのある教育長も児童に呼ばれて学びの輪へ。でも、正直「分かりやすく説明する」のは難しかったです。


 

みんなの顔が見える机の配置も「調べたことを根拠を示して説明しましょう」という先生の問いかけも、新しい学びに向けて、自ら授業を変えていこうとする先生の意欲を感じた。

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