教468 将来を見すえて 篠山養護学校高等部現場・施設実習(教育長ブログR5.7.5)
丹波篠山市立篠山養護学校高等部の前期現場・施設実習が、令和5年6月26日から30日にかけて行われた(実習日数や時間は人によって異なる)。この実習は生徒たちが卒業後の仕事や生活を見すえて、現場を体験するものだじょう。
10数か所の実習先の中で教育長が訪問したのは、障がい者が農作業を通じ社会参加を目指す就労継続支援事業所「たすきファーム」と障がいのある人の生活介護事業所(デイサービス)「みずほの家マザーハウス」。
「たすきファーム」では、実習生はスタッフや利用者と一緒に農作業(山の芋のつる直しや雑草引き等)を体験していた。作業前に事務所を訪れると、実習生が「様子を見に来てくれてありがとう」と言って風船をプレゼントしてくれ嬉しかった。
これまでの感想を聞くと「自由にできていて、感じがいい」と話してくれた。
「みずほの家マザーハウス」では、スタッフでもある音楽家の中越雄介さんの音楽を楽しんだ後、パステル画等の創作活動に取り組んでいた。
創設者の山中信彦さんにお会いし、「障がいのある人も、その家族もくつろげる時間を」という、様々な施設を開設してこられた熱い思いをお聞きすることができた。
障害のある人もない人も卒業後の居場所や働き場所があることは大切なこと。それぞれの個性に合った場が見つかりますように。特に選択肢が限られる障がいのある人の居場所・働き場所づくりに多くの皆様が関わってくださっていることに感謝申し上げます。
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更新日:2023年07月05日