教469 成長を実感 西紀きた幼稚園・西紀北小学校（教育長ブログR5.7.6）

丹波篠山市立西紀北小学校と西紀きた幼稚園の学校園訪問を行った。小学校でも幼稚園でも上級生ほど、その言動や学ぶ姿勢から上級生らしさが感じられ、幼稚園の2年間、小学校の6年間の成長が実感できたじょう。

西紀北小学校（29名）西紀きた幼稚園（9名）ともに、児童・園児の数は少ないが、少ない人数で互いをよく知り、安心できる環境を活かした保育・教育がされている。

西紀北小学校1・2年生は合同で道徳の授業を受けていた。「すごしやすいクラスにするために大切なこと」について、クラスの様子を描いた絵を見て感じた意見を出し合っていた。

上手くいってないクラスの絵を見て『いやだな』と感じるところは、「けんかしている子がいる」「けんかしているのにずっとみているだけの子がいる」「物や本がぐちゃぐちゃ」等、多くの児童が元気よく意見を言い、その意見にまた反応していた。

5年生は英語で何が勉強したいか(What do you want to study?)、6年生は社会科で奈良時代の貴族の食事等について学習していたが、どちらも落ち着いて学びの世界へ没入していた。

西紀きた幼稚園では、年長と年少組が合同で今週ある七夕会に向けて歌や合奏の練習をしていた。年少組の発表に年長園児が「よくがんばっていた」等と激励の言葉を送った後、自分たちの歌を身振り手振りも入れて元気よく大きな声で歌った。合同での発表でも、しっかり全体を引っ張っていた。

このように、どちらも目標になる先輩が身近にいるのは素晴らしいことだ。年少や低学年の時に元気にはしゃぐのもあっていいことだし、それが成長にあわせて落ち着き、下級生のことにも配慮できるようになるというのも素晴らしい（いくつになってもはしゃぎ過ぎる教育長のような大人もいますけど）。

北っ子の未来に向かっての確かな成長を、実感できた学校園訪問だった。