教470 エネルギーに圧倒される 味間小学校（教育長ブログR5.7.7）

丹波篠山市の学校園の中で最も子どもの数が多い丹波篠山市立味間小学校の学校訪問を行った。各学年3クラスあり、児童数は約600名。どのクラスも児童がいっぱいで活気ある教室や（特別支援学級は落ち着いた環境で学べるようになっています）、休み時間に運動場いっぱいに遊びまわるエネルギーに圧倒されたじょう。

校長先生は、「大好き自分・大好き友だち・大好き味間」と言える児童の育成を目標に学校運営をしている。大好き自分は自己肯定感につながり、学びや生きることの土台を形成する。大好き友だちは良好な人間関係を築くことや、これからの社会で大事な他者協働能力と大きく関係する。大好き味間を入り口に、大好き丹波篠山、大好き兵庫県、大好き日本へとつながる郷土愛は本市で大事にしているものだ。

元気いっぱいの声が響く1年生の授業から、落ち着いて学ぶ6年生の授業まで見ることができた（クラス数が多いので2班に分かれて視察）。

4年生の「小数」の問題を考える算数の授業で、先生が「ヒントを出しましょうか」と言ったら、児童の一人が「（先ず）グループで話し合いたい」と申し出て、グループで話し合うことになった場面に出くわした。

普段から話し合いを取り入れた授業がなされていること、児童たちが話し合いの価値や楽しさを分かっていることが推察できる（下記の写真からも伝わりますよね）。対話的で協働的な学びの実践がここにあります（他の学年他のクラスでも話し合いを大事にした授業は見られました）。