教471 先生と子どもの関係の良さ 西紀南小学校・西紀みなみ幼稚園（教育長ブログR5.7.10）

丹波篠山市立西紀南小学校と隣接する西紀みなみ幼稚園の学校園訪問を行った。小学校でも幼稚園でも子どもたちは落ち着いて学びや遊びに集中しており、表情からも先生と子どもの距離感・関係の良さが感じられたじょう。

学校園の先生（教職員）先生が必要以上に威圧的であれば子どもたちは委縮してしまう。

西紀南の小学校・幼稚園共に、校園長（同じ人です）の方針でもある「子どもの成長のため、学校と保護者と地域が支え合い、高め合う『チームみなみ』」の通り、「子どもの成長のため」の精神が浸透しているから、子どもに優しく肯定的な声掛けや対応が随所に見られた。

あるクラスでは「よう知ってるな」「いい言葉知ってるね」とか絶えず児童の言動を励ます声掛けがあったり、別のクラスでは児童の主体性を大事にする創作活動の時間や環境が整えられていた（音が鳴る楽器をつくる材料とそれに集中する時間もいっぱい）。

他のクラスでも互いに意見を交換したり、互いの楽器の音を聞きあったり、話し合いや学び合いを大事にする場面も見られた。

幼稚園の好きな遊び（水遊び・泡遊び・シャボン玉遊び・砂遊び等）をする時間でも、たまたま水鉄砲の水がかかってもニッコリ笑顔で対応する先生等、あちこちに温かいまなざしや対応をする姿があった。

こうした子どもの成長を第一に考えて温かく接する先生の姿勢が、委縮したり変に緊張したりすることなく、明るく伸び伸びと自分の個性を発揮する子どもたちを育てているのだろう。