教476 自分事として 古市小学校・古市幼稚園(教育長ブログR5.7.18)

更新日:2023年07月18日

丹波篠山市立古市小学校と古市幼稚園の学校園訪問を行った。子どもたちは何事も自分事として主体的に取り組んでいく態度が育っており、みんな落ち着いて学習にも生活にも「没頭」していたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます)。

 

校園長に聞けば、一人ひとりに応じた適切な援助や環境構成を工夫し、主体性を持って活動する子の育成を大事にしており、子どもたちには選択肢を与えて、自分で決めるように促しているとのこと。

 

幼稚園では、年長組年小組合同で、自分たちの育てた野菜等を使ったクッキング(カレー作り等)に取り組んでいた。教育長らが見た時は、先生が一種類ずつ取り出す野菜に反応して歌ったり(タマネギ―「むいてもむいても中身がない…」)、断面の色を推測したり(ピーマンー「白や!緑や!」)、ワイワイがやがやテーブルを囲んでいた。

 

みんな積極的に自分から声を出したり、触ったり匂いをかいだりしていて、主体性や自分事として取り組む姿勢につながっているように感じた。

 

小学校の授業でも随所に主体的に自分で考え、表現する場面が見られた。例えば、「4<6」の不等号の意味を分かりやすく説明する仕方を自分の頭で考えて発表し合ったり、5角形の内角の和の求め方を考えたりしていたし、6年生の貴族文化を調べる学習では、タブレットを使ったり、教科書や資料集を使ったり、自分に合った調べ方で自分の考えをまとめる姿も見られた。

 

このように自分で情報を取り入れ、自分で考えるということは、自己安全管理にもつながる。


 

これからも学校には、協力的な地域や保護者と共に、「ふるさとを大切に、いのちを大切に、元気でたくましい子を育む」という学校教育目標に向かって、何事も自分事として考え主体的に行動する園児児童の育成を進めていってもらいたい。

古市幼小
古市幼小2

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