教480 おもてなしの心 たき認定こども園（教育長ブログR5.7.24）

創立5年目になる丹波篠山市立たき認定こども園の園訪問を行った。0歳児から5歳児まで61名の園児が元気に園生活を送っており、随所に温かいおもてなしの心があふれていたじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます）。

おやつを食べていた0・1歳児が見慣れぬ大勢の訪問者（6名）の方に一斉に目を向けるのはよくあるシーンだが、その中の一人が「来てくれた」と言ったのには驚いた。他の園児も笑顔を向けてくれたり、近づいてきたりした（もちろん中には初めての人が苦手な子もいます）。帰りには「また来てね」と手を振ってくれた子もいた。

お店屋さんごっこをしていたクラスでも、「いらっしゃい、焼きそば売ってますよ」、「コショウ入れる」と話しかけてきたり、「もう帰るの」と言ってくれたりした。中には、「向こう（園庭）で、（他のクラスが）プール遊びしてるよ」と案内してくれる子もいた。

さらには、園庭に行くために靴に履き替えようとした教育長たちの靴を、靴箱から出して並べてくれる子までいた。

たきこども園で随所に見られた気配り「おもてなしの心」は、子どもたちが普段から保護者や地域の方、園職員らから愛情いっぱいに育てられているからに違いない。

これからも、園がめざす「安全安心な環境」の中で、友だちや地域の人としっかり触れ合い、健やかな心と身体を伸ばしていってほしい。グラウンドでつながる多紀小学校との交流も、さらに深まることを期待しています。