教484 夢と希望と感動をありがとう 角谷選手現役引退セレモニー(教育長ブログR5.7.28)

更新日:2023年07月28日

丹波篠山市在住のプロボクサー角谷淳志選手の現役引退セレモニーが市役所市民ホールで行われた。角谷選手は教育長が校長をしていた県立篠山東雲高校(当時は県立篠山産業高校東雲分校)出身なので、生徒とたちと一緒に大阪のボクシングジムを激励に訪れたり、篠山総合スポーツセンターであった試合に応援に行ったりした。角谷選手は日本タイトル戦や世界タイトル戦を戦い、私たちに夢と希望と感動を与えてくれたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます)。

 

角谷選手は、篠山小学校時代に少林寺拳法を習い、高校進学後にボクシングと出会う。21歳で本格的にボクシングを始め、第57回全日本フライ級新人王や日本ライトフライ級1位、WBA世界ライトフライ級8位など輝かしい戦績を納めた。

 

世界チャンピオンにはなれなかったが、メキシコでの世界戦や大阪府立体育館、後楽園ホールなどの試合に多くの市民が応援に駆け付けたりして、私たち市民に夢と希望と感動を与えてくれた。

 

38歳の現在、現役に区切りをつけて、今後は大阪のジムで後進の指導に当たられるという。生活は丹波篠山市を拠点とされる。

 

セレモニーではフルートの演奏や市長のあいさつ、出身校の篠山小学校代表からの花束贈呈などがあった。

 

角谷選手はあいさつで、これ以上やったら死ぬのではないかと思うほど練習をやったこともあったが、夢に向かって挑戦するという素晴らしい経験ができた。一生の仲間にも出会えた。多くの市民の皆さんに応援してもらって、感謝ばかりで恩返しはできていないが、今後は丹波篠山市を盛り上げることができればと考えているなどと話された。

 

角谷選手の挑戦する姿は、夢を追うことの大事さを教えてくれ、多くの市民や子どもたちに刺激を与えてくれた。ありがとう、角谷選手。お疲れさまでした。またこれからも新たな夢に向かって挑戦してください。


 

角谷選手の引退セレモニーが終わって、篠山総合スポーツセンターに行くと、トレーニング室では、あの時教育長と一緒に応援に行った元東雲高校生が自分の夢に向かってトレーニングをしていた。夢に向かって歩む姿勢は受け継がれています。

 

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