教485 強いきずな 初任者研修(教育長ブログR5.7.31)

更新日:2023年07月31日

令和5年度に丹波篠山市内の小学校・中学校・特別支援学校に着任した初任者の初任者研修で講話(というよりはワークショップ)をした。8名の初任者と特別参加した先輩教員1名の9名を相手に、久しぶりに冒険教育の手法を使って、体験を通じて仲間づくりを行った。みんな熱心に参加してくれ、笑顔や会話も弾んで、いい感じだったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます)。

 

同じ時に同じ市に採用された仲間の関係は深い。これからの教職員人生にわたって、何かと相談し合ったり、励まし合ったりすることは多い。同じ学校に勤務する場合もある。共に、切磋琢磨して、初任者、中堅、経験者と成長して行ってほしい。

 

初任者研修で学ぶ内容は多く、今回も学級経営・安全管理・視察研修と盛りだくさん。教育長が担当した1時間ほどでは、何よりも同期の絆を深め、今後何でも気楽に相談できる関係を築いて、共に丹波篠山市の教育を支えて行ってほしいということを、語りだけでなく体験を通して感じてもらえるようにすることを狙って実施した。

 

日頃現場で緊張することも多いと思うので、この日この時間だけでも笑顔でホッとできる時間にもしたかった。やりはじめると、昔よくやっていた冒険教育ワークショップ講師の感覚がよみがえって来て、参加者のノリも良く、やりがいと楽しさを感じた。教育には「感化」と「触発」が効くというのが教育長の持論で、この日の参加者にも楽し気にファシリテーションする教育長の気持ちが伝わったら嬉しい。

 

途中の振り返りや、会話の中では、

「一つの目標に向かって力を合わせることの良さが分かった」

「自分の意見を聞いてもらえることが嬉しい」

「普段自分からしゃべることは苦手だが、このメンバー(この雰囲気)なら抵抗なく話せる」

「元気・つながり・話し合いが大事と気づいた」

「子どもたちを下から支えていきたい」等の声が聞かれた。


 

最後は、ここでの学びや気づきを自分のホーム(学校・家庭・地域)へ持って帰ってほしいというアクティビティをやった。参加者の反応や感想からもうやり残したことはないと感じるほど達成感があった。今後の先生方のきずなと成長を期待します。

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