教487 感性豊かな子 今田保育園（教育長ブログR5.8.2）

今田保育園の園訪問に行くと、園庭の日よけの下で、水着に着替えた園児が好きな絵の具を紙や体につけて、ボディーペインティングを楽しんでいた。絵の具が混ざりあっていろいろな色に変わっていくことに気が付いたり、絵の具の感触を先生や友だちと一緒に楽しむ体験は、園がめざす「感性豊かな子」につながっていると感じたじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます）。

0歳児から3歳児まで約40名の園児が通う今田保育園は、自然豊かな環境の中にあり、「心身ともに健やかな子」「感性豊かな子」「仲間とともに育つ子」の育成を特色とする。

今回のボディーペインティングも、水遊びや片栗粉あそび、ハンドペインティングなどの遊びを通して少しずつ養われていった体が汚れたりぬれたりすることを気にせず、想像力を働かせながら自分のしたいことに夢中になる体験が、生きている。

先生や友だちと楽しさを共有し、刺激し合って遊ぶ体験は、子どもたちの想像力や共感性を養うことにつながっていると思う。子どもたちや先生の夢中になって遊ぶ様子は、見ているほうにも楽しさが伝わってきた。

教育長が遊びの輪に近づくと、子どもたちが寄って来ていろんな色がついた筆や手のひらを見せてくれたが、絵の具が服につくのが気になってそれ以上近づけなかった自分の狭量が恥ずかしくなった。