教492 みんなで創る 市民ミュージカルオーディション（教育長ブログR5.8.9）

丹波篠山市立田園交響ホールが隔年で実施する丹波篠山市民ミュージカルが本年度実施される。その出演者のオーディションがこのほど田園交響ホールのステージを使って行われた。このオーディションは出演者を選考するというより、参加者の個性を知るためのもの。参加者は歌やダンスやお芝居で、自分の個性をいかんなく発揮していたじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます）。

「芸術と文化と人の和」を大切にし、ふれいの輪を広げることを目標に活動する田園交響ホールが、平成13年度から開催する「市民ミュージカル」は今回で第11弾、今回の上演は『ノートル＝ダム・ド・パリ』。

毎回大盛況の「市民ミュージカル」だが、舞台成功のカギは単なる技術的な向上だけでなく、考えや年齢の違いを乗り越え人間同士のつながりを大事に、出演者・スタッフが努力と知恵を出し合いみんなで創っていくというところにある。

オーディションも田園交響ホールのボランティアスタッフ集団「ステージオペレータークラブ」を中心に、ホールの市スタッフ等と一緒に運営されていた。

教育長が覗いた時は、ステージに登った3～4人ずつの参加者が、音楽に合わせて踊ったり、各自の得意な歌を披露したり、その場で指名された役のテキストの台詞を登場人物になりきって語ったりしていた。

「なぜ今回のミュージカルに挑戦しようと思ったのですか」という質問に「これまで仕事一筋でやって来て、何か仕事以外のことにも打ち込みたかった」という答えや「意気込みを語ってください」という質問に「これまであまりやったことのない女の子の役がやってみたい」「台詞も欲しいし、歌も欲しいし、ダンスもおどりたい」という答えもあり、早くも稽古や本番に向かう熱気がいっぱいでした。2024年2月11日（日曜日）12日（月・祝）の本番が楽しみです。