教494 温かさは変わらず 篠山東雲高校オープンハイスクール(教育長ブログR5.8.14)
本年度第1回目の県立篠山東雲高校オープンハイスクールが先日行われた。篠山東雲高校は市東部の福住地区にある1学年1クラスの小さな農業高校だ。教育長は、この学校が平成23年に篠山産業高校の分校から独立して篠山東雲高校として歩み始めた時の校長だったが、当時から少人数を活かして丁寧に指導し、農業を通して社会で生きていく力を養うことを目指してきた。当時も今も生徒や教職員と動植物が織りなす温かい雰囲気は変わっていないじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます)。
周囲の扉が開け放たれ風通しの良い体育館で行われたオープンハイスクール開校式で、参加者(体操服に着替えた生徒と後ろで見守る保護者等)は学校概要や地域農業科の説明を受けた。
校長先生は、「この学校は小規模だが、施設は充実しており、小規模がよくないという意見は聞いたことがない。本校は就職も進学も充実しています」と話され、農場長も「本校では農作物の栽培から加工・販売まで学べる。規則正しい生活や社会人のルールも学べ、農業を武器に成長して行ってほしい」と話をされた。
その後、参加者は3つのグループに分かれて、野菜(ナス・ピーマン等)の収穫体験や草花(パンジー・ビオラ等)の播種体験、食品(クッキー等)の製造体験などを体験したり、先生や生徒から説明を受けたりしていた。
どの実習場所でも先輩の高校生が付き添い、丁寧な説明や手助けをしたり、質問を受けたりしていた。先輩高校生も張り切って実習の指導に入り、何とか仲間を増やしたいと張り切っていた。
教育長が知らない生徒(ほとんど全員)や先生(2~3人知ってます)も多かったけど、少し話すとみなさんの温かさが伝わって来て、かつてと変わらない温かさがあって、この学校の良さは変わってないなと嬉しかった。
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更新日:2023年08月14日