教503 最後まであきらめない 子どもオセロ大会(教育長ブログR5.8.25)

更新日:2023年08月25日

丹波篠山市子ども会連絡協議会主催の「オセロ大会」が、丹波篠山市民センターであった。幼稚園児から中学生の40数名が予選から決勝まで熱い戦いを繰りひろげた。教育長が見た試合では、制限時間ギリギリで置いた石で勝敗が決まる劇的なシーンがあって、最後まであきらめない気持ちの大事さを改めて教えてもらったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます)。

 

市民センター2階の多目的ホールでは、多くの小学生や保護者がつめかけていた。出場選手以外にも、兄弟、父母、中には祖父母も来られていて、家族あげての応援も見られた。

 

石を置く場所がなくなれば、その時点でゲームが終了し、石の多い方が勝ちとなるオセロの基本ルールの他に、この大会では1試合15分の時間制限があり、15分を過ぎた時点で、ゲーム終了となる。

 

教育長が見た準決勝の対戦では、互いに譲らず一進一退の攻防で、どちらが優勢とも言えない接戦の中で制限時間を迎えた。時間切れのあわただしい雰囲気の中で秒読みが始まり、「・・・3・2・1・0」の「0」の直前に石を置いた選手に、置いた石とそれによってひっくり返った石一つの2点が入った。最後に計算してみると、1点差でその選手の勝ちだった。

 

教育長の見る限り、秒読み「0」の時点で石を置いたのは、「いちかばちか」と言ってもいいほど切迫した状況だった。もしあの時あの石が置けていなかったら、相手の勝ちだったわけだ。


 

緊迫した状況でもあきらめず、勝利を目指してベストを尽くしたからこそ、あの勝利があった。何事も最後まで全力を尽くすことの大事さを実感させてもらった。選手の皆さん、熱戦をありがとう。今回の経験が、皆さんの今後の人生に生かされますように。

こどもオセロ大会1

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課 企画総務係
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(第2庁舎 3階)

電話番号:079-552-5709
メールフォームによるお問い合わせ