教504 一人一人を大事に こども園見学バスツアー（教育長ブログR5.8.28）

丹波篠山市内の保育人材を確保するため、近隣保育系大学生や短大生等保育の現場に興味のある人を対象とした初めての企画「こども園見学バスツアー」が行われた。参加者は2名で「バス」は使わず、「普通車ツアー」にはなったが、少人数を活かして一人一人を大事にする本市の保育・教育の様子はじっくりと見てもらえた。一人一人を大事にする本市保育・教育の精神は、（子どもたちはもちろん）保育現場職員にも、保育職員候補者の見学者にも当てはまるじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます）。

当日は集合場所に、本市教育委員会こども未来部の担当2名が迎えに行き、最初の見学先である富山こども園（私立）へ案内した。富山こども園では教育長と担当課長も一緒になって、こども園見学に参加した。

園長先生と副園長先生が、見学案内と説明を丁寧にしてくださり、先生方や園児たちも、笑顔とおもてなしの心で二人を歓迎した。

保育人材の不足は全国的な傾向だが、丹波篠山市においても、保育所・幼稚園・こども園の人材確保に苦慮している。市内に二つある私立こども園においても同様の傾向だ。

そこで本年度から、保育従事者で保育士等の資格を取得した人に対する補助金を支給するのに加えて、就職相談・園見学会等を行う「保育・教育就職フェア」（11月実施予定）、さらに今回の「こども園見学バスツアー」（令和6年2月にも実施予定）等の事業を実施し、人材確保に努めようとしている。

今回の参加者から頂いた感想の中にも、「丹波篠山市の保育の実態が分かって良かった」等に加えて、「保育者さんの楽しそうに保育をしておられる姿や笑顔が非常に印象に残った」「先生方の子どもに対する関わり方が優しく、一人一人に合わせた保育・教育がなされていて（自分もやってみたい）」等の声があった。

（子どもも教職員も）一人一人を大事にする丹波篠山市の保育・教育方針で見学者も大事にし、優秀な人材を確保して、本市の保育・教育環境をより一層充実させていきたい。