教506 2学期も元気にいくぞー 2学期始業式(教育長ブログR5.8.30)
丹波篠山市内の小・中・特別支援学校の2学期が8月28日から始まった。令和3年度から始まった2学期始業式の前倒しだが、現在も8月中に2学期が始まる市町は、本市や近隣市町を含めて全国的にも結構ある。教室の冷房化が進んだことと授業時間の確保やゆとりある充実した教育活動に対応するためだが、子どもたちの自由な体験の時間減少や登下校中の熱中症対策等懸念事項はある。
何はともあれ、子どもたちには熱さに気を付けながら、充実した2学期を過ごしてほしいじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます)。
市役所近くの小学校へ、夏休みの課題と思われる画用紙や工作などの大きな荷物を抱えて登校する児童を見送った後、西紀小学校の始業式を覗いた。
久しぶりの友だちや先生との再会に笑顔いっぱいの児童たちが体育館に集まった。
教頭先生の「開式のことば」の後、校長先生が「夏休みにどんなことに頑張りましたか」という質問をすると、子どもたちは手を挙げて口々に「山登り」「宿題」「環境整備(PTAの行事らしいです)」等と答えていた。
校長先生は続けて、「この頃ではAI等が発達して『新学期』『校長』『あいさつ』のようなキーワードを入力すると、機械が自動的に文章を作ってくれます」と言い、AIが作ったあいさつ文を読んで聞かせた。「それなりの文章にはなってますが、これには足りないものがあります。それはあいさつをする人の気持ちが入っていないということです」と言い、「皆さんも自分の言いたいこと(気持ち)をしっかり伝え、相手のことも考えて2学期を過ごしてください」と話した。
良い話をされるなあと感心して聞いていると、「今日は教育長が来られているので、皆さんに激励の言葉をもらいます」と急にふられたので、思い付きで「各学年で過ごす2学期は一生に一度です。悔いのないよう思いっきり元気に過ごしましょう」と声をかけ、いつもの「2学期盛り上げていくぞー」「オー」のエールをえーるを送った。
その後、校歌斉唱や表彰式などがあった後、各教室に入って担任の先生のお話や宿題の回収等があり、この日は給食を食べずに昼前に帰宅する。
休憩時間の教室を校長先生と一緒に回ったら、夏休みの工作で作った鉄砲で撃ちかかってくる子(もちろん遊びです)やダンスを見せてくれる子、友だち同士でゲームに興じる子など、西紀っ子は明るく人懐っこくて元気でした。
休み明けは、いろいろと悩みを抱える子が多くいます。教職員、保護者の皆様には、子どもたちの様子に気を配りながら、市内全ての子どもたちが元気な2学期を過ごせますようにご指導・ご支援よろしくお願いします。教育委員会も全力でサポートします。
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更新日:2023年08月30日