教507 自然に恵まれ にしき保育園(教育長ブログR5.8.31)
園内外が自然に恵まれ、その環境を生かし、昆虫や小動物、自然現象などを保育の題材として積極的に取り入れている丹波篠山市立にしき保育園を訪問した。2歳児・3歳児の園庭でのコーナー遊びの様子等を参観した時、園庭にある大きな木の木陰等を利用して、それぞれが好きな遊びに熱中するとともに、私たち訪問者にも人懐っこく話しかけてくる園児たちの姿に感動したじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使ってます)。
園庭には日除けテントが張られた場所と大きな木の木陰に、色水遊びやシャボン玉遊び、ボールすくい等の遊びのコーナーが用意され、園児たちは異年齢の友だちと一緒に好きな遊びに夢中になっていた。
教育長ら訪問者に、色水ジュースを見せに来る子や、大きなシャボン玉や小さなシャボン玉が作れるのを見せる子、シャボン玉を吹きかけてくる子(教育長らが嬉しそうに反応するので)、中には「写真を撮らせてあげる」と寄ってくる子までいた。
自然と触れ合う体験が多いほど、子どもたちの自尊感情が高まるとともに、道徳観や正義感、人間関係能力等が高くなるということは、文科省等の調査でも明らかにされている。私たちが魅せられた園児たちの素直さや人懐っこさは、この園で大事にされている自然と触れ合ったり、大人(先生・家族・地域の人)や友だちと関わったりする中から育まれているのではないかと感じた。
緑の木の下の木陰は本当に涼しい。居心地の良い自然の中で、無邪気な子どもたちの遊びを見ているのは、時間を忘れる気持ちの良い時間だ。
0~1歳児は部屋の中でアイスごっこをしていたが、ここでも訪問者の教育委員にアイスをプレゼントしてくれる子がいた。本当に自然に恵まれ、保育者や家族の愛情の中で育まれた子どもたちは、伸び伸びしていて人懐っこく、笑顔いっぱいでした。
これからも丹波篠山市では、自然の中での遊びや愛情に包まれた保育・教育を大事に、大切な子どもたちを伸び伸び育てていきます。
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更新日:2023年08月31日