教512 世界に通じる 丹波篠山ヴィオラマスタークラス（教育長ブログR5.9.7）

ヴィオラを専門的に学ぶ若い演奏家を対象とする集中レッスンと発表会が丹波篠山市で行われている（公開レッスン9月2日～8日、受講生コンサート9月10日）。講師は国内外で幅広い活躍と実績を持つ今井信子さんと世界レベルの演奏家3名が務める。レッスンの合間をぬって市長を表敬訪問された時に同席したが、皆さん口々に丹波篠山市の魅力を語られていたじょう（～「じょう」は丹波篠山の方言を使っています）。

今井信子さんは、これまで同様の催しを北海道・小樽市で長年やってこられたが2019年に終了となり、後継地を探されている所に自然豊かで美しい景観と文化を誇る本市が目に入り、市立田園交響ホールの音楽環境も気に入られ、今回で4回目の開催となっている。

講師の皆さんも、ドイツやスペイン、上海などを活動拠点に世界で活躍されており、日本の各地にも行かれているが、丹波篠山市の魅力（黒豆をはじめ）は格別だと語られていた。

受講生も日本、中国、韓国の人など10数名が集まり、日本の文化やアニメ等が好きだとも話されていた。この日は日本食や、日本の和菓子作り体験もされてきたようだ。

とにかく国際色豊かな市役所応接室で、市長が丹波篠山の魅力をいつものように語られ、通訳の方が訳される。教育長も一言と促され、「ウェルカムツージャパン、ウェルカムツータンバササヤマ」とは言ったものの後が続かない。

それでも、「みんなでヴィオラマスタークラス盛り上げていくぞー」「オー」の教育長エールには皆さん応じてくださり、自然や食べ物・景観の魅力、そして人の元気は世界に通じることが実感できた。