教514 笑顔と成長 私立ささやまこども園訪問(教育長ブログR5.9.11)
丹波篠山市内にある二つの私立認定こども園の一つ、認定こども園ささやまこども園を訪問した。伸び伸びとした保育・教育の中で、子どもたちの人懐っこい笑顔と高学年児の成長を実感したじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
認定こども園ささやまこども園には、0歳児から5歳児まで約130名が通い、市内の子どもの成長や保護者の就労を支えている。保育士や調理師等スタッフの人間関係を大事にしていて、長い勤務年数の人もいる。
1歳児は保育者と一緒にトンネルをくぐったり、跳んだりして体遊びを楽しんでいた。教育長にも笑顔を見せてくれる子や、手を取りに来る子もいて、普段から愛情いっぱいに育てられているのが感じられた。
2歳児は集中して先生のお話を聞いていて、訪問者が部屋を出ようとすると手を振ってくれる子もいた。
3歳児はトンボの羽にクレパスで色を塗っていて、近くで見ていると、「次に何色を塗るか」や「(今日休んでいる)お友達の話」をしてくれる子たちがいた。
4歳児は、(空の雲を見る)フレーム作りを楽しんでいて、ここでも「ワニがオタマジャクシを食べてるねん」「これはオレンジだよ」等と、フレームに描く絵や模様の話をしてくれる。
5歳児は、池の中に住むフナやメダカになって泳ぎ回ったりトンボのお話を聞いたりする世界を楽しんでいた。トンボの子は自分で考えたお話やセリフをみんなに聞かせていて、他の子も次の日どんなお話をするか考えてくることになった。
5歳児クラスでは、テーブルを自分たちで出したり、先生が落とした物を自分から拾ってあげたりする子もいた。
人懐っこく幸せそうな笑顔はどのクラス(年齢)でも見られたが、高学年児の思考力や創造力、自主性や思いやりのある姿を見て、園での確かな成長を感じた。これからもこの方向でよろしくお願いします。
更新日:2023年09月11日