教814 新春を寿ぐ(ことほぐ) 篠山こども狂言新春発表会(教育長ブログR7.1.14 )

更新日:2025年01月14日

令和7年1月11日に篠山こども狂言新春発表会が、丹波篠山市民センターで行われた。2009年から16年を迎え、ここ4年は保護者会が中心となって運営されている(教育委員会後援)。これだけ長く続いているのも、大蔵流狂言方の山口耕道先生(教育長も山口先生から過去に20年ほど習っていた)が、本市にお住まいで熱心に指導してくださっているから。西日本随一と言われる能舞台を持つ丹波篠山市で、伝統を受け継ぐ子どもたちの間に、伝統文化(狂言)が根付いていることを嬉しく思うじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

今回の番組5曲「土筆(つくづくし)」「しびり」「以呂波(いろは)」「千鳥」「祢宜山伏(ねぎやまぶし)」には、保育園児から中学2年生まで13人が出演し、そのうちの7人は昨年6月から狂言を始めたばかり。

 

舞台始めのあいさつで、山口耕道先生は「素晴らしい能舞台を持つ丹波篠山で、子どもたちが狂言という芸能を体験することは、子どもたちの郷土に対するバックボーンとなると思っている。大いに笑って拍手して舞台を盛り上げてほしい」と言われた。

 

初めての舞台となる子の中には、セリフを教えられた通りたんたんと言う棒読み風の子もいたが、中世から受け継がれてきた狂言の台本がよくできており、可愛い仕草も加わって会場に笑いを呼んでいた。

 

経験を積んできた子どもたちは、難しい演目を抑揚の聞いたセリフや、スムーズな所作で一生懸命演じ、見ごたえがあった。この日の演目を一度はお稽古したことがある教育長は、セリフや所作を思い出しながら見入っていたが、子どもたちが当時の自分の域を超えているのは間違いない。

 

こども狂言の後に、指導や支援をしてくださっている大蔵流狂言方の茂山忠三郎、山本善之、山口耕道の皆さんが「棒縛」(ぼうしばり)を演じてくださった。

 

子どもたちは、緊張の中で狂言を演じ、大勢の皆さんの応援(笑い)や拍手に包まれる、プロの演技を間近で見る等、丹波篠山ならではの貴重な体験をすることができた。こうした舞台の実現にご尽力いただいた関係者の皆様に心から感謝申し上げます。


 

舞台が終わって、山口耕道師匠にご挨拶をしようと舞台袖に行くと、大蔵流の代表的な家元「茂山忠三郎家」の忠三郎師匠にお出会いでき、一緒に写真を撮らせて頂きました。こちらも感謝申し上げます。貴重な体験(写真)大事にします。

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