教669 昔を知り多くを学ぶ 篠山小学校ガイド学習 (教育長ブログR6.5.24)
丹波篠山市立篠山小学校の6年生は、これまでから自分たちの小学校が立地する篠山城跡について調べ、観光客や地元の人を案内するという「お城ガイド」という学習に取り組んできた。自分たちで調べたことを、分かりやすく工夫して説明し、大勢の方々に喜んでもらうという体験は、子どもたちに思考力・表現力・探究心・達成感など多くの力や資質を養ってきた。本年度はガイド学習を発展させて、城下町の歴史を調べ、発表の様子をユーチューブ等でも発信する予定だというじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
本年度のガイド学習現地学習の第一弾として、5月20日に河原町地区を、現地に詳しい住民の方に案内してもらった。河原町には、東西約700mの通り沿いに、江戸時代から昭和初期の町屋や土蔵が多く立ち並び、3年前の無電柱化事業もあって、当時の雰囲気を残した美しい景観が見られる。
この河原町と御徒士町通り(おかちまちどおり:武士が住んでいた武家屋敷が多く残っているところで、後日また現地学習に出かける)を中心とする篠山(城下町)地区は、歴史のある町並みを未来に受け継ぐ伝統的建造物群保存地区に指定されている。
昨年度に本市であった全国伝統的建造物群保存地区大会で、篠山小学校の子どもたちが、全国からの参加者の前で丹波篠山市の伝建地区のガイドや鋒山への協力をした。本年度はその取組を踏まえて、今年行われる篠山重伝建地区選定20周年記念フォーラムや来年度本市が取り組む丹波篠山国際博へと発展させる。
地元の方々が、上河原町から下河原町へ歩いて、所々で建物・店舗の中を案内しながら、「昔はこんなお店があった」「ここでこんな遊びをした」「ここにこんなもの(方角を示す天板等)がある」等と話をしてくださった。お話の端々に、地元への愛着や子どもたちへの愛情が伝わり、子どもたちもそれを感じているようだった。
子どもたちの中には、PC端末で写真を撮りながら説明を聞く子や、メモを取りながら説明を聞く子、その両方の子、教育長と言葉を交わしながら説明を聞く子等、いろんなタイプの聞き方、学び方が見られ、これぞ「個別最適な学び」の実践と、興味深かった。
子どもたちは、最後のお礼のあいさつで、「これまでよく通っていたところに、こんな歴史があるのは知らなかった。」「改めて見ると素敵なまちだ。」「昔のことを知って、今があたりまえでない(恵まれた環境にある)ことを知った。」等と話していた。
地域に出掛け、地域を知り、地域の人と出会い、その熱い思いや愛情に触れる体験は、丹波篠山の教育が大事にしている学びだ。これからも推進していきたい。



















更新日:2024年05月24日