教691 伸び率NO.1の学校 篠山東雲高校農業クラブ校内発表大会(教育長ブログR6.6.26)
篠山東雲高校の農業クラブ校内発表大会を見に行った。農業クラブは、農業高校の生徒が全員入るクラブで、その発表大会で勝ち抜けば(最優秀賞を受ければ)県大会、近畿大会、全国大会と進んでいくもので、農業クラブの甲子園大会と呼ばれている。今回の校内大会も7月24日に行われる兵庫県学校農業クラブ連盟大会に学校代表として出場する生徒を選考する予選会となっている。
今回の発表を聞いていると、なぜこの(農業)高校に入学したのか、これまで何を学んできたのか、これから何がしたいのか等を堂々と力強く語っていた。その姿を見ていると、かつて教育長が校長だった時によく言っていた「篠山東雲高校は伸び率NO.1の学校」を思い出すほど、生徒たちの語る内容は素晴らしかったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
農業クラブの大会には色々な分野があり、今回の「意見発表競技」「プロジェクト発表」の他にも、「測量競技」「農業鑑定競技」「家畜審査競技」等がある。
意見発表競技には、1年生から3年生までの生徒12名が、日頃のプロジェクト活動の成果を発表する「プロジェクト発表」には2グループ(5名・4名)が参加した。
以下印象に残った言葉・事柄を書き出してみます(順不同、発表者も入り乱れてますのは、生徒たちの成長にハイテンションになってしまい、ご容赦ください)。
家で小さいころから祖父や父(祖母や母という生徒もいた)の農業を手伝っていて、農業や野菜に興味を持ち、もっと知識と技術を高めようと入学して、農業の基本的知識や農業機械の操作、専門的な実習も増えてきて、毎日が新しい発見でワクワクする。
2年生になると、専門的な実習が広がって、苗販売実習などで自分たちの作物が売れるのは嬉しかった。一番大切にしたいのは、安全に作業をすること、ケガをしないこと。ケガをすると周りの人にも迷惑をかけるから。3年生になると、週に一回農家や作業現場で働く現場実習や課題研究に取り組む。
近くの小学生とグリーンカーテンや給食プロジェクトで関わったり、「サルはた合戦」に参加して、放置柿の応援消費で獣害対策をする重要性や背景にある課題に目を向けていかなければならない等が分かった。
他にも「子どもたちが農業と触れ合う小学生のころの体験が大事」「SNSやショート動画などで若者ファンを増やし、丹波篠山の農業の魅力を発信していく」「自分たちが作った商品(柿ジャムや柿シロップ等)をふるさと納税の返礼品として販売していきたい」「習ったことを生かして農業をやっていきたい。胸を張って卒業したい」「耕作放棄地をなくしたい」「若者が農業に関わっていける環境をつくっていかなければならない」と語る生徒たち。
さらに「犬の殺処分」に触れ、飼う側にも覚悟がいる『命の大切さ』についてや、「外来生物駆除」「在来生物保護」「資源の循環」「地産地消」等の大事な課題について、熱く話す生徒たち。どの生徒(進行役、聞き役の生徒を含む)、どのグループも素晴らしい。
数々の発表を聞いていて、「この生徒たちが農業を支えてくれる」「地域を盛り上げてくれる」「よくここまで成長してくれた」等という気持ちになった。やっぱり篠山東雲高校は、今でも『伸び率NO.1の学校』だ。















更新日:2024年06月26日