教991 共通の課題 兵庫県都市教育長会議(教育長ブログR7.10.23)
兵庫県内29市の教育長が集まって、共通の課題等について協議する「令和7年度第2回兵庫県都市教育長協議会」が、加東市であり、参加した。今回のメインの議題は『教職員の働き方改革について』等で、教育長も本市の取組を発表し、他市の教育長の意見も聞いて、今後の進め方を考えるよい機会になったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
今回の会場は加東市滝野図書館であった。その横にある「滝野歴史民俗資料館」は、教育長が兵庫教育大学(加東市)大学院時代に古文書の調査でお世話になったところなので、足しげく通ったあの頃の思い出が頭に蘇ってきて懐かしかった。
本年度の兵庫県都市教育長会会長である明石市の福本教育長は冒頭のあいさつで、「夏の暑さや自然災害の多発、デジタル化の飛躍的な推進等、これまで経験したことの無いような事態が多く発生している。こうした課題に現場はよく頑張って対応しているが、その教職員を支援する働き方改革には県下一丸となって取り組んでいかなければならない」と話された。
議題1の「教職員の働き方改革の取組状況について」では、専門スタッフ(スクールサポート・スタッフ、ICT支援員、不登校対策支援員等)の配置拡充、学校閉庁日の設定、留守番電話の設置、学校運営協議会や地域学校協働活動の充実による学校への支援体制の構築、校務支援システムの導入、「ノー会議・ノー部活・ノー残業デー」の設定、等の取組が発表された。これらの取組は、ほぼ本市でも導入しているが、AI採点システムの全学校への導入等は、今後検討していかなければならない。
議題2の「教職員の働き方『共同メッセージ』について」では、6月の『共同メッセージ』や7月の『共同メッセージポスター』をどのように情報発信したかや、効果が見られた取組について等について意見を交換した。
議題2については、丹波篠山市の事例発表を発表した。発表の冒頭、教育長は「丹波篠山市の丹後です。ややこしくてすみません」という鉄板ネタで笑いを取った後(そんなに多くはなかったですけど)、「本市が特別な取組をしているわけではないと思いますが、頼まれたことは断らない主義ですので、本市の取組を説明させていただきます」と断ってから、・校長会での説明 ・学校を通じての保護者や地域住民への『共同メッセージ』の配布や周知 ・市HPや教育長ブログでの発信 ・ポスターの学校や公民館等での掲示や周知 ・市広報紙や学校だより、PTA会合等様々な機会を利用した周知等を紹介した。
そして、こうしたチラシやポスターの配布や周知においては、お互いの顔が見えることが必要で、教育長室にもポスターを貼り、訪問された方に直接説明していることを伝えた。特にこの働き方改革については単に「先生が楽をするための改革」ではなく、「質の高い教育を実現するために必要なこと」であるということを伝えている旨を話した。
また、これと同時に市広報紙で「多様化する教育現場を支える学校で働くスペシャリスト」と題して、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、特別教育支援員や不登校児童生徒支援員等を紹介したり、「新たな学びの日」として月曜日をノー部活動デーと新たに設定し、子どもたちが「新たな学びを自分で考え、選択決定し、行動する」取組を始めていることを話した。これは関心を呼んだようで、何人かの教育長がメモをされていた。
この後も会議は続くのだが、子どもたちの教育に直接関わる教職員がゆとりをもって働くことは、子どもたちの教育のより良い充実につながるのは間違いないことなので、この会議で出た意見も参考にしながら、よりよい教育のために教職員の働き方改革をより充実させていきたい。















更新日:2025年10月23日