教1004 生きとし生けるものへのやさしさ 丹波篠山市民の日記念イベント(教育長ブログR7.11.17)
平成30年11月18日の住民投票を受けて、令和元年に誕生した丹波篠山市(11月18日が「丹波篠山市民の日」)。それを記念するイベントが本年度は11月16日に市民センターで行われ、丹波篠山市名誉市民で世界的なサルの研究者としても有名な河合雅雄先生を顕彰する特別対談が行われたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
丹波篠山市民の日には毎年多様なイベントが行われ、今年は市民の誇りである河合雅雄先生の教えを学び、まちづくりや生き方を学んでいきたいと、河合雅雄先生のご長男河合透さんと兵庫県森林動物研究センター部長の横山真弓さんの対談が行われた。
イベントの冒頭には、市長あいさつや地元のコーラスグループ「コーラス・レヴール」の合唱やカンフーサークル「常笑輝龍」のカンフー演武等があり、後半には石田裕之さんやちめいどのステージもあり、市民の多様な活躍の一端も感じられた。
対談の前には、河合先生が長年お住まいであった愛知県犬山市の市長や元市長のオンラインあいさつもあり(河合先生は犬山市の名誉市民でもあります)、河合先生ご長男と横山先生との対談では、河合先生を研究者としてだけでなく、そのお人柄や家族からみた父親としてのエピソードが紹介された。
河合雅雄先生は世界的なサル学研究の権威者でしたが、威張らず温かく後輩を見守ってくださったという。家庭教育においては、何でもかんでも親がしてあげるのではなく、(命に係わる安全は確保したうえで)どんどん自分でさせて、失敗も含めて自分で学ぶことを大事にされたという(転ばないように手を出すのではなく、どんどん転んで転び方を学べという感じで)。
命のつながりと共生を大事にされ、晩年に病を患われたときも、病(それを起こしている病原菌)を克服するというよりは、病(病原菌)とも共生するというようなことをおっしゃっていたというお話も伺いました。
丹波篠山市民の日の記念イベント「河合雅雄先生顕彰特別対談」で、改めて河合先生の人間としての大きさ、懐の深さ、やさしさ、生きとし生きるものへの愛情を感じ、市民として、少しでも先生の教えに近づくべく努力していきたいと思います。

















更新日:2025年11月17日