教1044 子どもにも先生にも効く生成AI活用 教職員自主的研究会(教育長ブログR8.1.27)

更新日:2026年01月27日

生成AIの授業や校務への活用を推進する教職員の自主的研究会「生成AI授業・校務活用研究会」が主催する、研究会『ジーテックキャンプ』に伺った。丹波篠山市内外の先生が集まり、実践発表や授業づくり・授業研究を進めるためのワークショップが行われ、生成AIを活用した授業で先生のゆとりが生まれ、「やらされる勉強から自らつかみとる学び」に変わった子どもたちの実例に感動したじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。 

 

丹波篠山市立西紀小学校の藤原典英校長が代表を務める「生成AI授業・校務活用研究会」主催の研究会『ジーテックキャンプ』の2回目で、今回のメイン担当は、西紀小学校の岡田翔太教諭。

 

岡田教諭は最初にNotebook LM(AIが要約や分析を行うツール)

を自分のクラスで活用した授業づくりで、子どもたちがどのように変わったのかを発表した。

 

岡田教諭は自分のクラス(5年生、9名)で1学期は一斉授業を行っていたが、学力差も大きく個々のペースに合わせきれなかったという。夏休みにNotebook LMの活用の仕方を研究して、2学期から使い始めた。

 

授業の流れを、最初にめあて(1時間の授業で身に付けるべき目標を分かりやすく示した学習のゴール)を確認し、その後は各自が自分にあった学習方法を選択してメニューを進め、最後の5分間で確認テストを行う形に変更した(一斉授業⇒子どものペースにあった授業)。

 

この授業スタイルで、先生がそれぞれ児童に寄り添う時間が多くなり(机間巡視の強化)、早くできた子には追加課題を出すこともできるようになった。児童はグループで学ぶ子もいれば(学び合い)、自分で教科書や動画、スライド、ホワイトボード等を使って学ぶ子もいて、この学びを自分で選ぶ自己選択が、子どもたちの主体性を引き出しているという。

 

1学期間やってみて、先生には生成AIの活用で教材づくりや授業研究が効率的にでき、授業が思うようにいかないという焦りもなくなり「心と時間のゆとり」が生まれ、子どもたちには「みんなで解こうというムード」が生まれ、生き生きしてきたという。結果として学力も伸びている。


 

丹波篠山市(だけではないですが)では、タブレットや生成AIの活用、学び合いや自由進度学習等の新しい学びの形が拡がり、子どもたちの未来を生きる力をさらに伸ばす取り組みが進んでいる。この流れを嬉しく思うと同時に、これに関わっていただいている皆さんに感謝します。課題は、今回の研修会でも、他のメンバーはタブレット端末を使っているのに、一人だけ紙と鉛筆でメモを取る教育長の情報活用能力です(改善がんばります)。

 

自主研修会1
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