教1046 新たな学び 味間小学校学び合い(教育長ブログR8.1.29)

更新日:2026年01月29日

丹波篠山市立味間小学校5年生(3クラス)で行われている算数の「学び合い」授業を見学した。先生が一斉に授業する形でなく、子どもたちが自分で、あるいはグループ等で自分に合った学びを進め、授業終わりのテストで成果を確認する。子どもたちは、積極的に尋ねたり教えたりしながら、クラス全員が理解するという目標に向かっていた。いわゆる学力だけでなく、コミュニケーション能力や人間関係力の構築にも役に立っていると感じたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

どういう形の授業が効果的なのかは、教科の特性や授業(単元)のねらい、子どもの発達段階やクラスの人間関係等こどもや学校の実態によっても違うので、いろいろな方法があってよい。

 

今回の授業は、先ず5年生全員が学年のフロアーに集まって、担当の先生からこの時間の目当て(ねらい、学ぶべきこと)を聞き、その後教室内や廊下等のスペースで、1人・2人・3人・4人・それ以上に分かれて、教科書等を参考にしながら、練習問題のプリントの完成に取り組んでいた。

 

様子を見ていると、「~ちゃん教えて」と頼まれて教えにまわる児童、「教科書に書いてあるよ」と説明する児童、二人でホワイトボードを使って考え合う児童、先生に聞く児童、先ずは一人で教科書を見ながら問題を解こうとする児童、休んでいる児童とオンラインで一緒に考える児童たち等、本当に自分(たち)にあった多様な方法で主体的・対話的・協働的に学びに向かっていた。

 

途中(割と早い段階で)解答の書かれたプリントが貼り出されたので、そんなことをしたら答えを写す児童が出るのではないかと心配したが、児童たちはその解答で自分の書いたプリントに丸付けはしていたが、答えを丸写しして自分のプリントを完成させる児童はいなかった。「そんなことをしても何の役にも立たない」「大切なのは問題を解く力を付けること、(その結果として)授業の最後に行われる課題テストをクリアすること」という授業のねらいを理解していると思われた。

 

自分で考えて、友だちに教えてもらったり教えたりし合う「学び合い」授業等、5年生以外の学年にも取り入れられ、どの学年にもどのクラスでも授業に工夫いっぱいの取り組みが進んでいるという。


 

丹波篠山市の各学校、各クラスでは多様な教え方、学び方の取り組みや研究が進んでいる。これからも現場に足を運んで実態を知ると共に、自分の中にある古い価値観を見直していきたいと思います。また報告しますので、お楽しみに。

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