教1048 日々の学び 西紀小学校5年生(教育長ブログR8.2.2)
先日見せてもらった教職員の自主的研修会で、実践例を発表していた丹波篠山市立西紀北小学校の岡田教諭の授業を見学に行った。この日の5年生クラスは、欠席等もあって7人での授業で、算数の単元「円と正多角形」。一回目の授業は、導入の活動や作図もあって予定通りにはいかなかったが、子どもたちは全員自分に合ったやり方(一人、グループ)で、授業に集中していた。市内各校・各クラスで行われている日々の学びの一端を見せてもらったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
校長先生と一緒に5年生教室に入ると、子どもたちから「緊張する」という声が上がり、教員は「なぜ君らが緊張するの?(緊張するのは先生の方や)」と応じていた。
最初に折り紙にコンパスで円を書いて、それが見えるように2回折り、そこに見えている端と端をハサミで真っすぐに切って、それを開くとできる八角形をノートに貼るところから授業が始まり、「辺の長さがすべて等しい」「角の大きさがすべて等しい」という正多角形の定義を確認してから、「円を使って正多角形をかく方法を考えよう」(渡された正三角形・正四角形・正五角形・正六角形・正七角形・正八角形をかく用紙を埋める)という今日のメインミッションに入っていった。
文字で書くと簡単そうだが、上手く八角形が切り出せなかったり、(グループをつくるために)場所を移動したり、タブレット(授業支援アプリ「ロイロノート」)で書き方の見本を見たり、教育長に話しかけられたり「あなたは、いつも一人でやるの?」等いろいろあって、ほとんどの児童が正六角形を1枚仕上げたぐらいで授業の終わりの時間となった。
分度器やコンパスを使ってたくさんの正多角形をかく中で、「中心のまわりの角を頂点の数で等分すればよいということに気付く」(思考・判断・表現力の育成)まで子どもたちの学びが進むことの期待は次回以降に持ち越されたが、教師も子どももその場その時その学びを精一杯生きているので、毎回がねらいどおりいくとは限らないのが現場の実態だと思う。
これからこの授業がどのように進んで、子どもたちの学びがどう深まっていくのか見てみたいところだが、毎日西紀小学校に通うわけにもいかない。「こうした日々の学びが積み重なって一人一人の力が高まっている」という校長の見立ては、他の多くのクラスや学校でも見られるところだと思。これからもできるだけ多くの実態を見守り、応援していきたい。

















更新日:2026年02月02日