教1049 ハイレベルな発表 篠山産業高校学習成果発表会(教育長ブログR8.2.3)

更新日:2026年02月03日

高校3年生が、3年間で培った専門的な知識や技術をすべて出し尽くして、自分たちが取り組んだ「課題研究」の成果を、全校生や保護者、関係者等の前で発表する「兵庫県立篠山産業高等学校 令和7年度学習成果発表会」が丹波篠山市立四季の森生涯学習センターで行われた。各学科を代表して2班ずつ計8つの発表は、これまで学んできたことを生かした専門的な内容で、どれもハイレベルな発表(時に教育長の理解を超える部分もあるほど)だったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。 

 

校長先生は最初のあいさつで、教科書もなく何を学ぶかも自由な「課題研究」は、自分で目標を持ち、目の前の課題をどう解決していくか、社会にどう役立てるのかに挑むものです。篠山産業高校は県下随一の多様な学科がある学校です。他の学科の発表もよく聞いて、どのようなことをやっているのか掴んで欲しい」等と話された。

 

最初にあった進路活動報告では、就職や進学が決まった3年生が、後輩たちに対して自分が就職・進学活動で取り組んできたことや、これからの高校生活で気を付けた方が良いと思うアドバイスを送っていた。

 

就職する3年生からは、「進路ガイダンスやインターンシップに参加し、先生とも相談して面接練習も積み重ね、人前で話すのが苦手だったが何とか克服できた(そして今もこのように発表している)。進路決定までまだ時間があると思っているかもしれないが、今からやっておくようにしよう」と、進学する3年生からは、「教科対策や小論文の練習等なるべく早くから準備を始める事と、自分の長所を持つことが大事」というアドバイスがあった。

 

課題研究報告では、保育班(農と食科)は、『岡野幼稚園との交流~食の楽しさを知ってもらおう~』というテーマで、園児と遊ぶ時の注意や園児に楽しく学んでもらうための工夫について、マイコンカー班(電気建設工学科)は、『自走式マイコンカーの設計と制御アルゴリズムの最適化』というテーマで、マイコンカーの製作にはハードとソフトの両面からのバランスの取れた設計と調節が不可欠であることについて、商品開発班(総合ビジネス科)は、『「特産斬新スイーツを新たな看板メニューに!」計画』というテーマで、丹波篠山の特産物「住山ごぼう」を使ったごぼう餡の開発について、3Dモデリング班(機械工学科)は『3Dモデリング技術を活用した産学官共創による学校PRの実践と効果検証』というテーマで、3Dプリンタを使って製作した「丹波篠山まるごと丼」のオリジナルグッズの活用や高校生が行う工作ワークショップが学校PRに有効であることについて発表した(前半4班の発表)。

 

後半4班も各班・各学科の特色を生かした専門性の高い発表を行い、最後に大阪大学の先生から講評をもらっていた。


 

生徒たちの自分たちが学んできたことを、地域のため未来のためにどう生かしていくのかという発表のレベルの高さに驚くと共に、これらの学びを生かしてこれからの社会を支える若者が、こんなにたくさんいることを心強く感じた。

産高成果発表会1
産高成果発表会2
産高成果発表会3
産高成果発表会4
産高成果発表会5
産高成果発表会6
成果発表会7
産高成果発表会8