教1058 多様性を認め合う 今田小学校手話講座(教育長ブログR8.2.17)
丹波篠山市の教育では、障がいのある子どもと障がいのない子どもが可能な限りともに過ごせる環境整備と、一人一人の教育的ニーズに応じた学びの場の整備をもとにインクルーシブ教育システムを推進し、多様性を認め合い、あらゆる人が排除されないユニバーサルな社会をめざしている。それに関連した取り組みの一つとして、多くの小学校で手話講座が開かれ、夏休みや冬休みには「こども手話教室」も行われている。今回は丹波篠山市立今田小学校4年生の教室で行われた手話講座で、聴覚障がい者の大内さんと子どもたちの活発な触れ合いの様子を報告するじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
その手話講座は、大内さんと、手話通訳者の福西さんが講師となって進められ、まず今田小学校4年生に「耳が聞こえないとどんなことが困ると思いますか」という質問から始まった。
子どもたちからは、
・コミュニケーションがとれない
・道に迷った時に困る 横断歩道を渡る時が危ない
・ベルが聞こえない 電話が聞こえない
・火事の時
等と多くの意見が出て、それを先生が黒板に書いた。
それら、一つ一つを大内さんが、自分の体験も入れて説明された。
そして、どうすれば伝えられるかについても子どもたちの意見を聞き、「手話・筆談・空書・口パク・ジェスチャー」等の方法を紹介された。
休憩時間には、手話(指文字)を教えてもらおうと、多くの児童が列を作った。大内さんは、優しく温かく、一人一人の児童の質問にていねいに答えられていた。
後半の「手話で表してみよう」(あいさつ・気持ち・自己紹介等)でも、ほとんどの児童が手を挙げて前へ出て発表したり、ペアで自己紹介したり、活発に手話の世界に入っていた。
教育長も大内さんから前へ出て手話をしてみるように促されたので、「私の名前はた・ん・ご・です。どうぞ、よろしくお願いします」と手話で挨拶してから、「私の好きな手話は、楽しい(両手を胸の前で振る)とイエーイ(両手で屋根の格好を大きく作る)です」をさせてもらった。
子どもたちは、手話を覚えることも大切だが、多様性を認め合い、誰に対しても相手のことを尊重し、心の扉を開いて触れ合うことが大事だという、あらゆる人に通じる大切なことを学んだと思います。

















更新日:2026年02月17日