教1081 愛の種は残る 丹波篠山ユネスコ協会解散(教育長ブログR8.3.26)
2001年の創立以来25年間、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」というユネスコ(国連教育科学文化機関)憲章に基づき、「みんなで愛の種を蒔こう いつの日かその種が大木となり 多くの花を咲かせて 平和と幸福の実がなるように」(丹波篠山ユネスコ協会スローガン)と願って活動されてきた丹波篠山ユネスコ協会が、3月22日の総会をもって解散された。これまでの活動に感謝すると共に、その志「愛の種」はいろいろな形でつないでいかなければならないじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
丹波篠山ユネスコ協会は、世界の子どもたちの支援に役立てる「書きそんじハガキ回収キャンペーン」や「募金」、後世に残したい自然・文化・歴史遺産に関する理解を深める「ふるさとを知ろう」の会、パネル・写真展示等の活動を長年に渡って積み上げてこられた。
大前衛会長は、冒頭のあいさつで「解散に至る経緯には『少子高齢化、超高齢化による限界組織、限界団体の発生』(丹波篠山ユネスコ協会もその一つである)と、『ユネスコ協会や国連が目指す世界平和の厳しい状況』を挙げられ、そうした中で解散はするが、平和に向かってがんばっていかなければならないという気持ちもあって葛藤している」と揺れる気持ちを吐露され、「相田みつをの『奪い合えば足りないが、分かち合えば足りる』という言葉を大切にプラスの方にがんばっていかなければならないとも思う」とも話された。
教育長はあいさつで、「丹波篠山ユネスコ協会のこれまでの活動への感謝と解散ということの悲しみ」を申し上げ、「会長のお話にもあるような厳しい状況はいろんな組織・団体にもあるが、丹波篠山には素直で心豊かな子どもとそれを支える大人(保護者・地域の人等)というつながりの財産がある。この財産を基に、いろんな形で丹波篠山ユネスコ協会の蒔かれた種を受け継いでいかなければならない」と話した。
総会で正式に「解散」を議決され、五十川副会長の「25年間、みんなと一緒に活動ができ、いろんな思い出を持つことができた。この経験を今後いろんな生活に活かしていきたい」という閉会の言葉で長年の活動を締めくくられた。
この会にも、中学生リポーターの野口君が来ていて、多くの方から頼まれて皆さんのスマホで記念写真を撮ったり、会長や副会長のお話を聞いたりしていた。少なくとも一つの種は確実に蒔かれている。今後私たち一人一人が、自分にできるやり方で種を育てていかなければならない。















更新日:2026年03月26日