教882 学校はどのように変わっていかなければならないか 近畿教育長協議会(教育長ブログR7.4.28 )

更新日:2025年04月28日

令和7年度の近畿都市教育長協議会の総会並びに研修会が、滋賀県米原市で行われ出席した。総会のテーマは『子どもたちが自分でつかむ自分の未来~「生きる力」の基盤となる非認知能力の育成~』で、子どもたちが自分事として自分や社会の未来を考える力をつけていくためには、学校はどのように変わっていかなければならないかについて考える機会となったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

近畿地区の2府4県の107市教育長が協議会のメンバーだが、当日は諸事情もあり全員がそろうわけではない。二日目には、情報交換会等の後に現地視察があったが、参加できる教育長等は50人ほどだった。

 

学校教育においては、これまで読み・書き・計算等のテスト等で客観的な点数(数値)化できる狭義の学力やIQ(知能指数)などが注目されてきたが、これからは点数化できない自制心・忍耐力・回復力・意欲・楽観性・自信・コミュニケーション力・共感性・協調性・社交性等の『非認知能力』も大事となってくる。

 

そして、これらの『非認知能力』を高めるためには、係り活動・委員会活動・学校行事や各種イベント等の特別活動で子どもたちが自分の得意や話し合い等を通して企画・実現する経験や「ありがとう」「楽しかった」「みんなのためになった」という成功体験をすることが有効で、それらを通して「主体性」「企画実現力」「問題解決力」等が育ち「自己肯定感」も高まる。

 

先生方の姿勢も、「教える」「指導する」から、「できるだけ子どもに任せる」「どの子にも輝ける場を与える」「こどもに寄り添う」「支援する」(心理的安全性を高める)ことが大事になってくる。

 

『非認知能力の育成』は言うほど簡単ではないが、「子どもたちが自分でつかむ自分の未来」に向けて『生きる力』を伸ばすことができるよう、「人の役に立てる」「楽しい」活動の場を作っていきたい。


 

ところで、公式の行事以外の時間でもできるだけ多くの教育長とお話しする機会が持てたが、何とその中のお一人は教育長と同じ大学の後輩であること、しかも同時期に在学していたことが分かり、大いに盛り上がり楽しい時間を過ごすことができた。会場横の琵琶湖の景色も美しかった。「楽しい時間」「楽しい経験」は『非認知能力』を高めるだけでなく、元気をもらえることを実感することができた。学校園も教育委員会も楽しい時間が持てるよう取り組んでいきたい。

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