教909 多様な学び 西紀中学校学校訪問(教育長ブログR7.6.12 )
西紀地区を中心に101名の生徒が学ぶ、丹波篠山市立西紀中学校を訪問した。授業のスタイルは学年や教科、授業のテーマ、特別支援学級等でいろいろだったが、どの授業も教職員と生徒の信頼関係に基づいた良い雰囲気の中、落ち着いて授業に集中していたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
西紀中学校は、校長のリーダーシップのもと、義務教育の最終段階として、社会に向かう出発点となる「自立 貢献 創造」を学校教育目標に、基礎力・思考力・実践力をもち、磨き合って自立に向かう生徒の育成に努めている。
参観で見た授業には、全員が基本的事項を習う一斉授業や、その授業の中にペアやグループで演習する時間があるもの、また、自分が関心のあるテーマを自分に合った調べ方で情報を集め(ICTやウェブ、教科書等)グループで意見をまとめるものがあった。
特別支援学級では、障害の種別や教科、学年、習熟度等に配慮し、少人数できめ細かな授業が行われていた。
授業の形態、スタイルは、人数・学年・教科・単元、生徒の特性やニーズ、教師の持ち味等もあって多様だったが、どれもどういう方法が効果的かが考えられ、生徒が考えた意見を言う、話し合う等、生徒の成長や将来の自立に向けた力を育成する授業が行われていた。
生徒たちは素直で人懐っこく、顔見知りの教育長に手を振ってくれたり笑顔を送ってくれたりしながらも(こっそりですけど)、授業に集中して、元気に手を挙げたり、当ててもらえるように先生にアピールしたり、自分たちで教え合ったりしていた。すごい。
この生徒と教職員の良い関係の中でしっかり学び、自立に向けて必要な力をどんどん伸ばしていってほしい。








更新日:2025年06月12日