教948 平和を守る 丹波篠山平和のつどい(教育長ブログR7.8.8 )

更新日:2025年08月08日

戦後80年という節目の年に、「戦争の悲惨さ」や「平和の尊さ」について、みんなで一緒に考え、次の世代へ語り継ぐ『丹波篠山平和のつどい』が、丹波篠山市遺族会の主催で行われた。篠山鳳鳴高校放送部による「平和へのメッセージ」朗読の後にコメントした教育長は、「知ることが平和を守ること」と、しっかりと戦争の悲惨さや平和、戦争に関する知識や情報に触れ(知り学び)、平和の維持について自分の頭で考え行動することが平和につながると話した。

 

篠山鳳鳴高校書道部による書道パーフォーマンスで始まった「丹波篠山平和のつどい」。書道部の生徒たちが書いた「ご飯を食べる 友と笑う 何気ない日々は当たり前ではない 尊い今に感謝して この平和を未来へ繋ぐ」の言葉は心に染みた。

 

遺族会会長や市長等のあいさつの後、篠山鳳鳴高校放送部が「平和へのメッセージ朗読」として、2023年の沖縄慰霊の日に読み上げられた高校生の「今、平和は問いかける」の詩、知覧特攻平和会館に関する高校生の「未来を繋ぐもの」のメッセージ、広島の高校生の「分かり合うこと」のメッセージ等を読み上げ、「核のない世界」をめざして、今一度私たちに「何ができるか」考えてみましょうと問いかけた。

 

その後のあいさつで、教育長は、放送部の朗読やこういう平和について考える機会をつくってくださった丹波篠山市遺族会や関係者の皆様への感謝を伝えた後、今平和に向けて大事だと思うことを二つ申し上げた。

 

一つは「日常の当たり前の有難さ、感謝を忘れないようにしよう」ということ。平和をはじめとして、健康、食事、睡眠、家族や友だちとの暮らし等の当たり前の生活は、慣れてくるとそれがあって当たり前と思ってしまう。

 

多くの人の犠牲の上に今の平和があることや、多くの人やご縁に支えられて今の生活があることを、忘れてしまってはいけない。こうしたものは無くして初めてその価値に気付くことが多いが、そうならないためにも現在の(恵まれた)生活の有難さを絶えず意識し、感謝しながら日々を充実して(しっかり味わって)生きることが大事ということです。

 

もう一つは、「知ることが(平和を)守ること」。「今、放送部の皆さんは多くの手記やメッセージに触れて(読んで)、以前よりずっと平和について考えるようになったと思います。これからも、平和や戦争の悲惨さ、今世界がどのような状態にあるのか等をしっかり学んで、常に平和を維持するにはどうしたらいいのか、自分に何ができるのか等について考えることが、平和を守ることにつながります」。だから、「これからもしっかりと学び続けましょう」と話した。


 

その後の映画『はだしのゲン』の鑑賞も、正に戦争の悲惨さや平和の有難さ、家族や人への愛情等について考えさせられた。平和について考える大切な機会を与えていただいた「丹波篠山平和のつどい2025」だった。これを機に、今後も平和について考え続けていきましょう。

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