教1098 丹波焼の新たな玄関口 立杭陶の郷リニューアル式典(教育長ブログR8.4.20)

更新日:2026年04月20日

丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の展示施設の改修工事が完成し、「TAMBA GATEWAY CENTER」としてリニューアルオープンの記念式典があって出席した。式典の後、新しく作られた館内を内覧させてもらうと、丹波焼の伝統と新たな取り組みが交錯する素晴らしい展示がいっぱいだったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

  

はじめに、主催者を代表して丹波立杭陶磁器協同組合の市野達也理事長から次のようなあいさつがあった。

 

850年の歴史を持つ丹波焼を後世に伝えていきたい。これまで陶芸体験(陶器を作ること)や販売することには力を入れてきたが、これからは歴史を創ることと、若手育成に力を入れていきたい。そのため共有の歴史観を持って、若い世代に伝えていきたい。いつの時代も変わらない「窯と向き合い、焼く」という行為を通して先人たちに対する敬意と、その功績に負けじと立ち上がる反骨心という一見相反するエネルギーが、まさに『生きた螺旋』となって多様性を生み出していく様子をご覧ください。

 

その後テープカットがあり、伝習館を改修して「TAMBA GATEWAY CENTER」としてリニューアルオープンする展示室の説明を受けながら見て回った。

 

展示室は3つのエリア(A 継承・融合・展開に見る、現代陶工の仕事 B 生活と作陶 C 歴史)に分かれ、エリアAの入ったところには現在立杭の郷にある50の窯元による約1000枚の陶製のモザイクタイル(陶片)が飾られていた。古丹波に見られる「赤・白・黒」に、現代の陶工がどのように挑むかが分かる作品も展示されていた。

 

エリアCでは、常に世界・日本から刺激を受けながら発展してきた丹波焼の歴史が分かりやすく示されていた。


 

テープカットが国会議員や県民局長、県会議員や市長によって行われ、その大役の中に教育長も入れていただいたのは、子どもたちにも丹波焼や創作の伝統を受け継いでいって欲しいという意図からではないだろうか。責任は重いが、丹波焼の魅力や創作の楽しさを伝えていきたい。

 

陶の郷リニューアルオープン1
陶の郷リニューアルオープン2
陶の郷リニューアルオープン3
陶の郷リニューアルオープン4
陶の郷リニューアルオープン5
陶の郷リニューアルオープン6
陶の郷リニューアルオープン7
陶の郷リニューアルオープン8