教1129 楽しいから続く 神戸大学・丹波篠山市地域連携20周年フォーラム(教育長ブログR8.6.10)

更新日:2026年06月10日

丹波篠山市と神戸大学の地域連携の取り組みが20年を迎えたのを記念して、これまでの軌跡と今後のさらなる継続のためには何が必要かを考えるフォーラムが丹波篠山市民センターであり、大学関係者や地域の方、これまで連携に関わってこられた多くの人が集まったじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

神戸大学と丹波篠山市の関係は、かつて神戸大学農学部が丹波篠山市にあったことに始まる。今回の20周年の発端は、2006年に「丹波篠山フィールドステーション」という研究交流の拠点施設が開設されたこと。その後、2007年に大学院農学研究科と、2010年には全学と連携協定がなされ、2016年には篠山口駅構内に「丹波篠山農村イノベーションラボ」が開設された。

 

丹波篠山市と神戸大学の関係で特筆されるのは、市内に拠点施設があり(しかも2つ)、そこに人(研究員等)が配置されていること、授業(実践農学入門等)や学生団体(「にしき恋」等)等の受け入れ、フォーラムやシンポジウムの開催等、教育・研究・地域の課題解決と人材育成を一体化した連携システムが形成されていることである。いろんな機会に丹波篠山の魅力を知ったことで、市内で起業したり移住したりと、丹波篠山市に関わる人も多く出てきている。

 

中には、神戸大学・大学院を卒業、地域おこし協力隊員を経て、市役所職員になった人(菅原将太さん)もあり、彼の報告によると、地域の方のあたたかさ、開放性や居心地の良さ、地域との距離が近く自分たちが役に立った感覚(自己効力感)等が丹波篠山の魅力だという。


 

その後のパネルディスカッションで、「これからの地域連携を支えるには」等のテーマについて話し合われたが、連携継続のためのシステムをつくることも大事だが、「お互い(来る方も受け入れる方も)が楽しく、義務にならないようにすることが大切」という言葉が印象に残った。

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