教1136 質問を今後に生かす1 市議会一般質問(教育長ブログR8.6.19)

更新日:2026年06月19日

第127回丹波篠山市議会水無月会議があり、質問された議員の皆さんから市政や教育に関して貴重な提案を頂いた。教育委員会に関するものも多く、今後の丹波篠山の教育に生かしていきたいじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

個人 1番 隅田 雅春 議員

【質問事項3】幼稚園3園統合の延期を

【質問主旨】

・篠山、たまみず、岡野の公立3幼稚園については、少子化により各園の園児数が減少していることから、幼児期に大切な一定数の集団生活を確保するため、令和9年4月1日から篠山幼稚園の場所に統合する方向性が示された。一方で、令和8年度の園児数見込みや小学校への進学者数を見ると、特に城北畑小学校区では児童数が増加しており、今後たまみず幼稚園への入園希望者が増加することも予想される。地域の子どもの人数の状況が変化していることを踏まえ、令和9年4月の統合は延期し、各幼稚園の園児数の推移などを見ながら、統合の時期を再検討すべきではないか。

 

【教育長答弁】

それでは、質問事項3「幼稚園3園統合の延期を」について、お答えします。

篠山、たまみず、岡野の3幼稚園の統合については、一定数の集団の中での生活や遊びを通じた学びを確保する等、子どもたちにとってよりよい保育・教育環境を整えるために検討を進めてきました。

令和7年2月に、行政、関係園長、地域、保護者等で組織する「篠山・たまみず・岡野幼稚園区における保育・教育のあり方検討会」を設置し、4回にわたり協議を重ねた結果を踏まえ、将来的には公立3幼稚園を閉園し、私立認定こども園2園に集約する方向としながらも、受け入れ体制等に課題があるため、経過措置として公立3幼稚園を1園に統合すること、統合場所は篠山幼稚園の場所とすること、統合時期は令和9年4月1日とすることを決定しました。

このことについては、すでに保護者の皆様に統合に係る説明会を開催し、統合の経緯や概要、通園バスに関することの他、今後のスケジュール等について説明を行い、ご意見を伺いながら準備を進めてきたところです。さらに、現在は統合園の園名募集を終え、園名決定に係る手続きに入っており、令和9年4月の開園に向けて教育課程の検討も含めて具体的な準備を進めている段階にあります。

議員ご指摘のとおり、城北畑小学校区において住宅建設が進み、児童数が増加している状況は承知しており、今後も地域ごとの子どもの人数の推移を注視していく必要があると考えていますが、保護者の就労状況や保育ニーズの多様化により、たまみず幼稚園だけでなく、私立認定こども園を選択される家庭もあります。また、今回の統合は、特定の園や地域だけの状況ではなく、3幼稚園区全体の保育・教育環境を考え、判断したものです。

したがいまして、すでに保護者の皆様にも説明し、具体的な準備段階に入っていることから、統合時期を延期することは、混乱を生じさせるおそれもあるため、現時点で統合時期を再検討することは難しいと考えます。つきましては、予定どおり令和9年4月1日の統合園開園を目指し、準備を進めていきます。

 

 

 

代表 2番 安井 博幸 議員

【質問事項3】丹波篠山市発祥の桶ット卓球普及のために

【質問主旨】

3-1 本年度も桶ット卓球大会を開催するのか

3-2 桶ット卓球の普及をこんだ薬師温泉の集客に繋げよ

スポーツクラブ21の活動で桶ット卓球を取り入れているのは味間だけのようだが、ご当地市民スポーツと位置づけ、他のスポーツクラブでも普及するよう支援すべき。また、当初の目的であったこんだ薬師温泉ぬくもりの郷の活性化に桶ット卓球を活用することも重要。

3-3 大会参加費を有料化で市の財政負担軽減を

桶ット卓球大会の開催に当たっては参加者にい相応の負担をしてもらうのが良い。マラソンの運営方法を手本に桶ット卓球大会を開催するのが良いと考える。

 

【教育長答弁】

それでは、質問事項3「丹波篠山市発祥の桶ット卓球普及のために」ついて、お答えします。

はじめに、「本年度も桶ット卓球大会を開催するのか」について、お答えします。

令和7年度に丹波篠山国際博の一環として開催した「第2回桶ット卓球世界大会」では、外国人を含む多くの方に「丹波篠山市発祥の桶ット卓球」を楽しんでいただきました。

令和8年度は、令和9年2月23日に「第3回桶ット卓球世界大会」を丹波篠山市と丹波篠山市体育振興会の共催により実施する予定としており、現在、大会開催に向け体育振興会等の関係者と準備を進めています。

 

次に、「桶ット卓球の普及をこんだ薬師温泉の集客に繋げよ」について、お答えします。

令和8年2月22日に開催した「第2回桶ット卓球世界大会」においては、多くのメディアの取材があり、丹波篠山市発祥の桶ット卓球を軸に丹波篠山市の魅力発信に繋げることができました。メディアの事前取材に対しては、こんだ薬師温泉ぬくもりの郷の活性化を目的に生まれた誰もが気軽に楽しめる「桶ット卓球」であることを発信するとともに、できるだけぬくもりの郷の取材も盛り込んでいただくよう対応しました。また、大会の賞品は、こんだ薬師温泉ぬくもりの郷の景品にする等、こんだ薬師温泉ぬくもりの郷と連携しています。

今後は、令和9年3月にオープン予定の「道の駅 こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」とも連携し、道の駅に来訪された方々にも丹波篠山市発祥のスポーツ「桶ット卓球」を楽しんでいただけるよう取り組んでいきます。

その他、体育振興会では各地区事業で桶ット卓球大会や体験会を開催したり、スポーツクラブ21では味間だけでなく篠山、後川、城南等の複数のクラブで桶ット卓球を取り入れて楽しまれています。

現在、高齢者大学では、各地区の趣味講座でグラウンドゴルフやモルック、ヨガ等のスポーツが実施されています。今後は、丹波篠山市発祥のスポーツである「桶ット卓球」に親しんでいただけるよう、運営委員会の方々と企画立案を行っていきます。

 

最後に、「大会参加費を有料化で市の財政負担軽減を」について、お答えします。

令和7年度は、丹波国際博の一環として、ゲスト招致やふるまい等の催しを盛大に行い、参加費無料で開催しました。

令和8年度に開催する「第3回桶ット卓球世界大会」については、丹波篠山市と丹波篠山市体育振興会との共催で開催する予定としており、大会開催に向けて準備を進めているところであり、大会運営費については、参加費をいただいた上での大会運営を予定しています。

丹波篠山市発祥のスポーツ「桶ット卓球の世界大会」については、今後も多くの方々に愛され、親しんでいただけるよう持続可能な運営方法を取り入れながら取り組んでいきます。

 

 

 

代表 3番 金崎 美和 議員

【質問事項】学校に行きづらさを感じる子どもの保護者への支援強化

【質問主旨】

(1)不登校児童生徒の保護者支援

市HPで示された「不登校対応方針」は、児童生徒への支援が中心で、保護者への支援策があまり示されていない。どのような保護者支援に取り組んでいるか。パンフレット、SNSの活用をしてほどうか。

(3)相談窓口と相談方法

市不登校対応方針の相談窓口は、どのような内容に対応できるのか、来所相談等、どのような相談を受け付けてくれるのか、匿名で相談したい保護者へ市ホームページを確認するだけで、適切な窓口が選択できるような情報公開についての見解。

 

【教育長答弁】

それでは、質問事項2「学校に行きづらさを感じる子どもの保護者への支援強化」について、お答えします。

学校に行きづらさを感じる児童生徒への対応については、「学校への登校」のみを目標とするのではなく、保護者や関係機関と連携しながら、一人一人の社会的自立に向けた支援を進めています。具体的には、学校へ来たいと思える魅力ある学校づくりや校内サポートルームでの個別対応、教育支援センターゆめハウスでの個別支援、学校職員による教育相談や家庭訪問等、子どもたちの思いに寄り添い、小さなSOSを見逃さないよう、取り組んでいるところです。

 

それでは、「不登校児童生徒の保護者支援」について、お答えします。

保護者支援については、不登校児童生徒への支援を充実させながら、保護者の不安や悩みに寄り添い、安心して相談できる体制づくりを大切にしています。具体的には、スクールカウンセラーによる保護者への相談・カウンセリングを実施するとともに、スクールソーシャルワーカーが福祉の専門的な視点から状況把握や支援計画の検討を行い、必要に応じて関係機関との連携を図っています。加えて、心理的ハードルが高いという意見もあることから、学校では家庭訪問や教育相談を通じて継続的な関わりを持ち、保護者の思いや不安を丁寧に受け止めながら支援を進めています。

また、市が認定する民間通所施設等の利用に対しては、出席扱いの制度を設けるとともに、保護者負担の軽減を目的とした補助制度を実施しています。

それぞれの実情やニーズに応じて、保護者が必要な支援へ円滑にアクセスできるよう、福祉機関や関係機関の紹介、情報提供等のガイダンス機能の充実に努めていますが、ご指摘のとおり、保護者や市民の皆様が、より適切な情報にアクセスできるよう、リーフレットの作成も検討していきます。

 

次に、「相談窓口と相談方法」について、お答えします。

先程も答弁しましたとおり、不登校児童生徒やその保護者が悩みや不安を抱え込むことなく相談できるよう、複数の相談窓口を設け、相談体制の充実に努めています。学校教育課や教育研究所では、学校生活や教育に関する相談を、教育支援センター「ゆめハウス」では、不登校やその傾向にある児童生徒に対して、指導員やスクールカウンセラーによる相談や支援を行っています。また、スクールソーシャルワーカーは福祉面から、それぞれ本人や保護者への支援を行うとともに、関係機関との連携を図っています。さらに、家庭児童相談室や児童発達支援センター等、福祉分野の相談窓口、県の相談機関やSNS相談等も活用できるよう連携を進めています。相談方法についても、電話、面談、メール相談に加え、必要に応じて家庭訪問を実施する等、それぞれの状況に応じた対応を行っています。これらの各相談窓口については、学校だよりや市ホームページ等を通じて周知を図るとともに、年度当初や長期休業前には児童生徒や保護者へ案内を行っています。

 

議員ご指摘のように、相談そのものに心理的なハードルを感じる方もおられることから、匿名での電話相談にも配慮するとともに、今後より適切な相談窓口を確認できるように、あらためてリーフレットのようなわかりやすい形での紹介や、例えばホームページにリンク先やQRコードをつけるといった工夫、保護者向け案内文書の作成等についても検討していきます。

 

【再質問 答弁】

教育長も不登校の子どもたちの支援施設(「神出学園」)で働いた経験もあり、保護者の方が心理的に安定すると子どもが動き出す例をいくつも見て来て、保護者への支援の大切さは十分に認識しています。

相談に心理的ハードルを感じられる保護者(児童生徒)の支援については、その子どもや家庭の事情を一番理解している教職員が、対象の子どもや家庭にあったやり方でアウトプット的に適切な支援(家庭訪問・電話・メール・相談所の紹介等)をしていきます。

 

 

 

 

個人 4番 岡 圭子 議員

【質問事項1】夏季期間における児童生徒の下校時対策について

【質問主旨】

・2.5km基準の夏季バスにおいて、各学校長でどのように工夫や配慮を行っているか。

・どの学校区や地区にどの程度の距離を徒歩で下校している児童が何人いるのか、途中から1人で長距離帰宅する児童は何人いるのか、低学年児童の状況について把握・分析を進めているか。

また、

1.夏季における低学年児童の下校時安全対策について、どのような課題認識を持っているか。

2.各学校現場における熱中症対策や下校時工夫について把握・共有は行われているか。

3.熱中症警戒アラート発令時などにおける低学年児童への柔軟な下校対応について、今後の検討はあるか。

4.市町村運営有償運送や「デマンドバス のりーな」を含め、地域の実情に応じた児童の下校時の移動支援の可能性ついてどのように考えているか。

 

【教育長答弁】

質問事項1「夏季期間における児童生徒の下校時対策について」、お答えします。

小学校で令和2年度から実施している夏季期間中における下校時のバス運行については、新型コロナウイルス感染症の蔓延による緊急事態宣言の発令に伴い、長期に学校閉鎖が余儀なくされ、学校再開時には、小学校の児童においては体力が回復しない段階で、日中の暑い中での長距離の徒歩による下校が児童の負担になることが考えられるため、暑さによる体力的な負担軽減を目的に実施したのが始まりで、現在は、徒歩の通学距離が概ね2.5km以上で、学校長が必要と判断した地区の児童を対象に運行しています。

 

はじめに、「どの学校区や地区に、どの程度の距離を徒歩で下校している児童が何人いるのか、途中から1人で長距離帰宅する児童は何人いるのか、特に低学年児童の状況について把握・分析をすすめているか」及び、「各学校長でどのように工夫や配慮を行っているか」について、お答えいたします。

下校時の徒歩児童の状況については、児童クラブ利用の有無、ご家族の方がお迎えに来る等、個別の状況が様々である中、市教育委員会としては詳細までは把握していません。こうしたことから、児童の身体的負担や熱中症リスク、地域事情、通学実態等を踏まえ、概ね2.5km以上の徒歩通学地区を一つの基準としていますが、運用にあたっては、学校長において、地域事情や集団下校の状況、児童の実態等を踏まえ、柔軟な対応を行っているところです。

 

次に、「夏季における低学年児童の下校時安全対策について、どのような課題認識を持っているか」及び、「熱中症警戒アラート発令時などにおける、低学年児童への柔軟な下校対応について今後の検討はあるか」について、お答えします。

夏季においては、気温や暑さ指数の上昇により熱中症のリスクが高まることから、徒歩による長距離通学については、一定の安全上の配慮が必要であると考えています。特に低学年児童については、体温調整機能や体力面などから暑熱環境下での影響を受けやすく、歩行速度も含め、高学年児童と比較して身体的負担が大きいものと認識しています。このため、丹波篠山市では、令和2年度の特例的な運行を継続し、他自治体に先駆け、令和3年度より夏季期間のスクールバスを運行しており、7月から9月までの期間のうち、特に高温が見込まれる日を対象として、2.5km以上の徒歩通学者の下校時の負担軽減および安全確保に努めています。なお、気象条件や児童の通学実態は年ごとに変化する中、当初は最大20日間でしたが、現在は最大35日間と運行日数を増やしました。

また、児童数減少に伴い、集団下校が難しくなる地域や、途中から一人で下校するケースも想定されることから、通学環境の変化への対応も課題であると考えています。低学年児童を含めた通学実態について、学校とも連携し把握に努めながら、今後も行政・学校・保護者・地域が連携しながら可能な対応策を講じていきたいと考えています。

 

次に、「各学校現場における熱中症対策や下校時工夫について把握・共有は行われているか」について、お答えします。

各学校においては、暑さ指数や熱中症警戒アラート等を参考とした注意喚起、丹波篠山茶の支給も含めた水分補給の徹底、日傘等の冷感グッズの使用推奨、軽装、リュック使用等による学校用具の軽減、帽子着用の指導、下校時間帯の調整、教職員や地域の皆様による見守り体制の強化等、それぞれの学校や地域の実情に応じた工夫や配慮が行われています。

 

児童の登下校については、原則として保護者の監督のもとで行われるものでありますが、児童の安全確保は行政機関・学校・保護者・地域等が連携して取り組むべきものであると考えています。

丹波篠山市においては、夏季バスを運行するとともに、日傘や冷却グッズ使用の呼び掛け、保護者による送迎、保護者や地域のボランティアの皆様のご協力による通学路や子どもを守る家による見守り活動、学校教職員のよる引率、青色防犯パトロールの実施、警察による巡回等、可能な範囲で安全確保に努めています。

今後も学校、保護者、地域と連携しながら、安全安心な通学環境の確保に努めていきたいと考えています。

 

 

 

個人 6番 向井 千尋 議員

【質問事項1】食と農をつなげるオーガニック給食の更なる推進を

【質問主旨】

・地域の持続可能な食と農を繋ぐため、オーガニック給食を通じて、有機農業と食育を一体的に推進するべきである。

質問4:学校園におけるオーガニック給食の取組実績や今後の計画は。

質問5:学校給食の充実と食育の推進に取り組むなか、オーガニック給食の現状と課題は。また、どのように食育に活かし、どのような成長があったか。推進による効果は。

質問7:保育園、こども園についてもオーガニック給食を推進しては。

 

【教育長答弁】

質問事項1「食と農をつなげるオーガニック給食の更なる推進を」について、お答えします。

はじめに、「質問4:学校園におけるオーガニック給食の取組実績や今後の計画」及び「質問5:学校給食と食育におけるオーガニック給食の現状と課題、推進による効果」等について、お答えします。

丹波篠山市では、令和3年度から学校給食の食材の一部に有機野菜を取り入れた給食を実施しています。使用する有機野菜は市内の生産団体より仕入れており、その日の献立の中で使用する野菜を発注する際に、団体に対し問い合わせを行い、入荷可能な品目及び量を入荷・調理し、提供をしています。有機野菜の使用量は、両センターが年間に使用する野菜使用量のうち約2%前後であり、品目は、にんじん、サツマイモ、たまねぎ等、ここ2年は7品目となっています。

また、給食には有機野菜だけでなく、地産地消の観点から地元野菜も活用をしていますが、昨今の生産農家の高齢化や気候変動による高温障害等により、入荷量については安定しない状況となっています。そうした中で、給食に使用する有機野菜を含んだ地元野菜について、計画的・安定的に供給できるよう地元野菜意見交換会を年に2回程度開催、情報交換を行い、市内で栽培された新鮮で安全な野菜を学校給食に使用することにより地産地消並びにこどもたちの健康増進、地域社会に対する理解と関心を深める等、食育をとおした学校教育の充実を図っています。

加えて、両センターでは、食育推進活動として、センター見学や試食会、給食・食育指導を行っています。試食会等のアンケートの中では、「家では野菜を食べないのに、給食ではのこさず食べていてびっくりした」や、「たくさん野菜が入っていたのですが、どれも食べやすく野菜が嫌いなこどもでも食べやすいだろうなと感じた」、有機野菜の説明をする中で子どもたちから「丹波篠山の野菜はおいしいなぁ。丹波篠山産の野菜を使ってすごいなぁ」等の意見をいただき、食への関心についての一定の効果が表れていると考えています。

第4次丹波篠山市食育推進計画においても、学校給食における有機野菜や地元野菜の使用品目を増やすという目標を掲げていますので、今後についてもできるかぎり給食に取り入れ、子どもたちへ「生きた教材」として提供し、心身ともに健康な子どもたちの育成に励むとともに、郷土の食文化への関心や誇りの育成に努めます。

 

次に、「質問7:保育園、こども園におけるオーガニック給食の推進」提案について、お答えします。

丹波篠山市の保育園及びこども園の自園調理分については、これまでから地元野菜を取り入れ、地域の食と農をつなぐ園給食の提供に努めてきました。有機野菜については、令和8年度、こんだ認定こども園で一部の食材について取り入れ、調理した給食を提供しました。今後も地産地消の観点から地元野菜をできるだけ取り入れる中で、有機野菜についてもできるだけ取り入れられるよう検討していきます。

 

 

【質問事項2】子どもの居場所、自習室の充実を

【質問主旨】

放課後の子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりや学習環境の確保を目的とした自習室・自習スペースを推進することが求められている。また、昨今の猛暑による夏休み中の学習格差の解消や中学生の部活動の地域展開に伴い子どもたちの生活環境・学習環境の整備が必要。

兵庫県では公民連携にて、自習室の設置推進や無料自習室を拡充し、県内自習室の情報収集と情報発信を行っている。当市でも子どもたちの声を聴き、安心して過ごせる居場所や自習室、自習スペースの環境整備を官民連携で推進することが必要。神戸市が取り組む「まちなか自習室」を参考に、本市でも子どもたちのニーズ調査や地域の居場所や自習室などの実態調査を行い、自習室等の情報をまとめたポータルサイトやマップの制作を行い、発信してはどうか。

 

【教育長答弁】

それでは、質問事項2「子どもの居場所、自習室の充実を」について、お答えします。

議員ご提案の子どもの居場所、自習室の充実について、兵庫県では、高校生、受験生を対象とした無料自習室の拡充プロジェクトを推進しており、丹波篠山市でも学生が無料で利用できる自習室として、「中央図書館」、「市民センター」、「農村イノベーションラボ」の3カ所を登録し、兵庫県ホームページにて公開されています。

 

「中央図書館」には、自習スペースに加え館内閲覧席も含め50席があり、利用状況としては、平日3人、休日10人程度の利用があり、テスト期間中等は増加傾向にありますが、自習スペース・館内閲覧席が不足している状況は見受けられません。

次に、「市民センター」では、1階・2階の空スペースに35席が設置され、市民が自由に使えるフリースペースとして提供しています。自習利用の比率までは分かりませんが、年間延べ5,000人程度の利用があります。利用状況は、学生中心に自習スペースとしての利用が多く見受けられています。

次に、「農村イノベーションラボ」については、予約利用であり、年間利用が153件で自習学習の利用は約10%程度となっています。

兵庫県の自習室プロジェクトに登録している3カ所については、中学生、高校生を中心に自習学習のスペースとしての利用していただいている現状です。現時点では、自習学習スペースが不足しているという認識はしていませんが、今後、自習学習スペースへのニーズが高まれば、各公共施設のフリースペースを活用し、机・椅子などの設置を検討します。

また、熱中症対策として、市内の公共施設及び郵便局等と連携し、6月22日~10月21日の間、待合室等の冷房の効いた適切な空間を指定暑熱避難施設「ひと涼み処」として36カ所を開設していますので、ご利用いただければと考えています。

 

まずは、市内で利用できる自習学習スペースの情報発信をホームページなどで行い、中学生、高校生へ周知を図ることで自習学習スペースのニーズの把握に努めます。今後、神戸市等の事例も参考に、公共施設だけでなく民間施設の活用も踏まえ、官民連携の取組みも調査研究します。

 

一般質問1
一般質問2