教1138 自然の力 たかしろ保育園黒豆移植(教育長ブログR8.6.23)
丹波篠山市立たかしろ保育園のぞう組(3歳児)の園児に、教育長は地域のボランティアとして、黒豆苗の移植を指導した。ぬかるんだ畑に最初はとまどっていた園児たちも、最後は元気にべたべたの畔の中を動き回っていたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
教育長の耕作する田地が、たかしろ保育園と八上小学校の間にあり、これまでも田植えや稲刈り、黒豆栽培の実習地として、小学校や保育園に提供したことがある。
今回はたかしろ保育園の3歳児と一緒に、セルで育てた黒豆苗を道沿いの畑の一画に移植した。畑で待っていると、職員と一緒に園児たちがやってきた。最初のあいさつで、「私はこの畑で黒豆を作っている丹後と言います。子どもたちからは『ドクター』と呼ばれていますので、皆さんもドクターと呼んでくださいね」と話した(『ドクター』は冒険教育指導時に子どもたちが、『どくだんご』→『ドクター丹後』の発想から名づけたもの)。親しくなってからは「ドクターヘリ」と呼んでくれる子もいました。
始めに黒豆の種を配って、「これを土に蒔くとへこんだ部分『へそ』から根が出て苗がこのように育ってきます」と説明し、実物の苗を見せた。溝がぬかるんでいるので、園児たちには畑の上に乗ってスコップで苗を植えてもらったが、植えた後、園児はじっとしておらず、苗を踏んだり(もちろんわざとではありません)、溝に下りたりと動き回っていた。
最初は「べたべたする」「(足が)ぬけなーい」「動けなーい」等と言っていたが、そのうちべたべたに慣れたのか、こけたり、長靴から足が脱げたりしても、ワーワーキャーキャーと楽しんでいた。
教育長としては、子どもたちに丹波篠山の風土が黒豆栽培に適していること(朝昼の寒暖差、粘土質な土壌等)や、栽培が始まった歴史(江戸時代の犠牲田等)等も話そうかと考えていたが、園児たちはそんなことよりも、山を望む畑で友だちと一緒に泥んこの中で動き回ることが嬉しかったようだ(これが自然の力、仲間と一緒に体験する力だと思います)。これからも発達段階に応じた自然との触れ合い、体験活動を大事にしていきたい。

















更新日:2026年06月23日