教1147 教育の原点 ささやま支援学校・早期発達支援室訪問(教育長ブログR8.7.6)

更新日:2026年07月06日

創立50周年を迎え、市内特別支援教育のセンター的機能を有する丹波篠山市立ささやま支援学校(令和8年4月に篠山養護学校から校名を変更)と隣接する早期発達支援室(発達の支援が必要な4歳児・5歳児が学ぶ)の学校訪問を行った。一人一人の個性に合った支援で、成長を支援し、卒業後の進路も見据えた学びや支援を行う教育は、教育の原点だと感じたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

本年度の早期発達支援室は4歳児3名が学んでいる。児童たちは、4名の指導員・支援員と共に合同保育で、寒天粘土でゼリーを作ろうという遊びをやっていた。寒天の感触や色を楽しみ、いろんな感覚を使っていた。仲間と一緒に安心感を持って、集団の活動が出来ている。年度当初から見ると、大きな発達が見られるのは、教職員の熱意と子どもたちの頑張りの成果だと思います。

 

ささやま支援学校の授業参観では、小学部は体育館で「七夕会をしよう」という生活単元で、七夕の話を聞いた(大型テレビを見た)後、みんなでゲーム(紙で作った星を落とさないように平行台や飛び石ステップ等を回ってリレーする)を楽しんでいた。ほぼマンツーマンでついている教職員が、その児童の発達状況に応じて、支援や見守りを行っていた。

 

中学部では、マンツーマンで国語や自立活動等の授業を行っていた。どの生徒も先生と言葉のキャッチボールをしながら、自分の課題に自分のペースで向かっていた。

 

高等部は学年を越えたグループで、言葉を書いたり話したりする学習を行っていた。ホワイトボードに先生が「たんごさん あいさつ○ おはなし×」と書かれたのを見つけ、「教育長はあいさつはできるが、話は下手」という意味かと一瞬ドキッとしたが、教育長と顔見知りの生徒たちに(授業中なので)あいさつはしても良いけど、長話はダメという意味だというのが分かった。

 

校長の説明によると、高等部では将来の就労や居場所を見据えた現場実習を、年間2回、3年間で6回行っていて、これを契機に卒業後の自立に向けた成長が見られるとのこと。


 

ささやま支援学校や早期発達支援室で行われている一人一人の個性に合わせた支援で成長を支援し、将来(社会的自立や居場所等)を見据えて必要な力を伸ばしていく取り組みは、教育の本質だと思う。丹波篠山市全体で共有し、子どもたちが未来を生きる力を伸ばしていきたい。ささやま支援学校には、そのセンターとしての活躍を期待しています。

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