教1148 原点は変わらない 篠山東雲高校振興会(教育長ブログR8.7.7)

更新日:2026年07月07日

兵庫県立篠山東雲高等学校の教育振興を図り、その発展に寄与することを目的とした令和8年度県立篠山東雲高等学校振興会総会に出席した。そこであった令和7年度の事業報告(篠山東雲高校の活躍)や校長先生のあいさつ、総会終了後のPTA会長・副会長との話等から、現在の篠山東雲高校の使命は16年前の独立当初と変わらず、農業教育を通じて生徒を伸ばす教育を行う『伸び率ナンバーワンの学校』という原点は変わっていないと感じたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

総会前に校内を見学すると、当日は期末考査中で生徒は午前中に帰宅していたが、教育長が篠山東雲高校独立当時の校長として勤務していた時と変わらない校舎や実習棟、トラクター等の農業機器があった。動物(牛)舎で飼われている犬や牛、ヤギ等の動物もだいたい当時と変わらず、マラソン大会で犬を連れて走ったことを思い出した(今も体育祭のリレーに犬が登場したりしているそうです)。

 

校長先生は、「知暁を培い、郷土を慈しみ、地域繁栄を志す」の理念のもと、愛郷・愛農の志とすべての人や自然・動植物を愛する心を備え、心豊かでたくましく、地域や農業の明日を担うことのできる人材を育成することが学校の目標であり、きめ細かな指導で一人一人の資質を伸ばす「伸び率ナンバーワンの学校」をめざしていますと話された。

 

教頭先生からは、生徒が活動する写真や新聞記事を使いながら、令和7年度の篠山東雲高校の取り組み(酒米プロジェクト・田植え稲刈り実習・黒大豆の加工講習・里山文化の間伐体験・農業クラブ大会・福住祭等)の報告があった。学校の活動が新聞等のメディアで取り上げられることが多いのも、当時と変わらず嬉しく思った。

 

振興会総会の自己紹介で、「丹波篠山市教育長の丹後です。篠山東雲高校初代の校長をさせてもらって、『伸び率ナンバーワンの学校』は私が当時の生徒の伸びを見て名づけました」とあいさつしたが、今も変わらず生徒の力を伸ばす教育が行われているのが素晴らしい。

 

総会終了後にPTAの方からは、「この高校があったからこそ、子どもは元気で通うことができた」「卒業後の進路も大学進学に向かってがんばっている」「目標が見つかって良かった」等お話があった。このような感想は当時から頂いていて、篠山東雲高校の存在意義が今も続いていることに感謝します。


 

職員室前のショーケースに、校旗を持った初代校長と生徒会長の写真が飾ってあったので、側にいた職員の方に「これ誰か知ってますか」と尋ねると、「私は今年来たばかりなので分かりません」という答えが返ってきた。開校当初の職員はほとんど残っていないので無理はない。生徒や職員は変わっても、篠山東雲高校が大事にしてきた原点は続いていってほしい。

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