教1150 より良い学びに向かって 八上幼稚園・八上小学校訪問(教育長ブログR8.7.9)
建築より90年近く経つ古い木造校舎で学ぶ(もちろんこの間大規模補修や耐震補強工事は行っています)、丹波篠山市立八上小学校と、隣接する八上幼稚園の学校園訪問を行った。幼稚園でも小学校でも、国や県(丹波篠山市もです)の方針である、変化の激しく予測の困難な未来に生きる子どもたちに必要な新たな学びに向けた意欲的な取り組みが行われていたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
これまでも、八上小学校の先進的な取り組みを紹介する時には、「古くて新しい学校」という表現を使っていたが、今回の訪問でも古い木造校舎で意欲的に取り組まれている新たな学びの実践の数々を見て、まさしくこの表現が当たっているという思いを強くした。
子どもたちが、一人一台端末(タブレット)を使う授業の割合はこれまでの訪問で一番多かった。校長の学校経営方針でも説明があったように「アナログとデジタルのそれぞれの良さを授業の展開に応じて使い分ける」ことが重要だが、そのためにもタブレットやデジタルツールを使った授業実践を重ねていく必要がある。
一斉授業だけでなく、児童同士が話し合い学び合う協働的な学びも、これからの学校教育ではますます重要になってくるが、その前提には児童が自分が学んでいる内容を理解し、自分の頭で考えることが必要である。そういう意味で今回参観した複数のクラスで、「一人で考える時間」がとってあったのは良かった。このことが、校長から説明があった、「やさしい心をもち 考えを深め合う子の育成」につながる。
さらには、「教科担任制」や「全校学び合い」、地域とのつながり(地域行事への参加、地域人材・教材の活用等)や異学年交流(幼小連携含む)等、子どもたちの未来に生きる力を伸ばす新たな学びに精力的に取り組んでいた。
幼稚園の4歳児5歳児合同の「好きな遊び」の時間でも、仲間と一緒に自然との触れ合い(カブトムシ・植物等)や、飾り作り等の自分の好きな活動を行い、園児の主体性や探究心、創造性や協働性の基礎に結びつく姿が見られた。
幼稚園の参観で、植物の葉や茎で料理を作っていた園児が訪問した教育委員に料理を差し出してくれたり、教育長が小学校の訪問終了後に廊下で出会った児童が「今日は来ていただきありがとうございました」等と礼をしてくれる等、学校教育目標の「やさしい心をもった子」も着実に育っている。八上小学校・幼稚園の「(古くて)新しい教育」を、市内全域に広げていきたい。

















更新日:2026年07月09日