教1177 ご縁の力 丹波篠山市・館山市姉妹都市提携調印式(教育長ブログR8.8.21)
兵庫県丹波篠山市・千葉県館山市の姉妹都市提携調印式が、篠山城大書院「虎の間」であり出席した。デカンショ節が千葉県館山市から全国に広まったご縁から生まれた両市の交流活動は、今後さらなる連携協力が進んでいくじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
明治31年(1898年)に、館山市の宿舎「江戸屋」において、丹波篠山市出身の学生と旧制第一高等学校(現東京大学)の学生(水泳部)が交歓したことにより、篠山地方に伝わる盆踊り唄「三つ節」に源流を持つデカンショ節が学生歌となり全国に普及したと言われている。
旧制第一高等学校は全国から来た学生が寮生活を送ることが多かったため、デカンショ節が全国に広まったと考えられる。デカンショの語源は諸説あるが、その一つに「デカルト カント ショウペンハウエル」という哲学者の名前が散りばめられているという説もあり、学生たちを惹きつけたのかもしれない。
ともかく、館山市の宿舎に泊まっていた旧制第一高等学校水泳部が「デカンショ節」を歌わなければ、「デカンショ節」がこれだけ全国に拡がることはなく、「デカンショ祭」にこれだけ多くの人が集まることはなかったと考えると、つくづくご縁の不思議さと影響の大きさを痛感する。
調印式はデカンショ祭の2日目に、館山市の市長や市議会議長が丹波篠山市にお越しになる予定だったが、先日の千葉県大雨の影響で急遽オンラインでの開催となった。会場の篠山城大書院には大画面に館山市の森市長と鈴木議長が映し出され、こちらは酒井市長と上田議長が正面席に、堀井副市長や原田副議長、田中商工会長や山田自治会長会会長、教育長らが向かいの席に着いた。
式典は出席者の紹介から始まり、両市市長あいさつ、両市議会議長あいさつ、調印・記念品交換、写真撮影、記者からの質問、閉式あいさつ、丹波篠山デカンショ節保存会による交流記念「デカンショ節と踊り」と進んだ。
館山市とは、これまでから、「災害応急対策活動の相互応援協定」や両市で開催されるフルマラソンへの相互選手派遣、学校給食交流事業等の交流があるが、今回の姉妹都市提携を機にさらに交流を進めていきたい。
教育長は出席者紹介で「本日はおめでとうございます」と発言しただけだったが、「ご縁」の不思議さと、ご縁が持つ力の大きさをかみしめた調印式だった。自分がこの調印式に出席できたのもご縁の力によると考えられる。皆様ご縁を大切に、ご縁による展開を楽しみながら歩んでいきましょう。













更新日:2026年08月21日