教1193 地域の宝を後世へ 追手神社千年モミ(教育長ブログR8.9.15)
大山宮の追手神社にある国の天然記念物『千年モミ』に枯れ枝等がありモミの木の樹勢が弱っているのではないかという地元からの相談に、現状の確認や今後の対策などのための樹木医の調査があり、その様子を見に行った。樹高日本一(約35メートル)、幹周7m余、樹齢500年~600年と言われる『千年モミ』のそびえたつ姿は圧巻で、しっかり調査・対策をして、地域の宝を後世へつなげていきたいじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。
大山宮の追手神社にあるモミの木は平成6年(1994年)に国の天然記念物に指定された。追手神社にはモミの木の他にも『夫婦イチョウ』等の樹木があり、側には山野草なども生えている自然豊かなところである。
これまでも、樹木医による詳細調査を行い、平成25年から3年かけて国庫補助事業で枝の剪定や土壌改良、支柱の設置を行ってきた。
しかし、それから10年ほどが過ぎ、また樹勢が弱っているのではないかと自治会長から相談があり、今回の樹木医による調査となった。
県内外から集まってこられた樹木医により、樹高日本一と言われるほど高いモミの木を見上げ樹勢の様子(枝の張り方や葉の付き方等)や根張り等の観察・点検や意見交換が行われた。
今後さらに調査を行い、天然記念物の保護に必要な措置の検討、大きな費用がかかる作業が必要となる場合は国や県、市等の補助事業の実施(要望)についての精査・検討等を行っていくことになる。
前回行った土壌改良後にどのように樹勢(根の張り)が戻っているのかを掘って確かめ、隣のイチョウの葉がモミの葉の日陰になっているのであればその対応も考えなければならない。
このモミの木の幹は8割が空洞になっているらしく(子どもの時に空洞に入って遊んだ記憶があると地元の方はおっしゃっていた)、土壌改良で木に栄養を送って枝が大きくなりすぎるのも良くないので、そのバランスが難しい等という意見も聞いた。
調査・対策・費用の捻出等今後検討しなければならないことは多いが、何とかこの素晴らしい天然記念物・文化遺産・景観・集いの場・思い出等地域の宝を後世につないでいけるようにしていきたい。

















更新日:2026年09月15日