教1196 上級生がリード 八上小学校(教育長ブログR8.9.18)

更新日:2026年09月18日

ここ数年続いている、丹波篠山市立八上小学校の夏休み課題発表会(正式には「探究学習発表会」)を見学した。子どもたちは各教室で「縦割り班」(各班1年生から6年生まで16~17名程度)で、自分が夏休みにテーマを決めて取り組んだことを発表した。どの班でも6年生がしっかりと司会、進行、下級生のフォローなどを担当し、異学年の交流が活きていたじょう(~「じょう」は丹波篠山の方言を使っています)。

 

今年も、発表会の前後に10月上旬にある運動会「八上スポーツフェスティバル」で披露するダンスの練習が行われていて、ここでも6年生や5年生が下級生をリードしていた。

 

6つの班(教室)を見て回ったが、どの班でも6年生が進行をし、司会から時間管理(一人5分程度)、質問の受付などしっかりやっていた。

 

教育長が見た発表の「テーマ」と(内容)には次のようなものがあった。

「ヤモリについて」自分の家にヤモリが歩いていたので調べてみた。ヤモリは石の下や木などに住み、肉食でハエや蚊や蛾を食べている。家の虫を食べて人の暮らしを助けてくれている面もある。次にクイズ形式でヤモリに関する問いを出して、みんなが答えていた(こんな感じだったかな)。

問 何故夜に行動するのか? 答 夜の方が虫を捕まえやすい

問 敵に捕まりそうになったら体のどの部分を切り落とすか?

答 しっぽ。 (解説) しっぽは切り離されてもまだ動いているので、敵の目をくらませるし、また時間が経つと生えてくる。

問 ヤモリは漢字で書くと? 「山守」や「森守」ではなく「家守」と書く。 (解説) 家を守る生き物と考えられていたからです。

 

他にも、「カナヘビのかんさつ」を発表した児童は、カナヘビの卵を見つけて、家を作ったり乾燥しないように気を付けたりしていたら、卵が割れてカナヘビが生まれてきて、コオロギなどを食べたというような観察を20日以上に渡って丁寧に記録していた。

 

他は自分のやっているサッカーに関して「サッカーのしなやかさとは何か」について調べたり、最近の災害発生多発の状況を踏まえて「災害について」調べたりと、自分の興味関心、暮らしなどとの関連からテーマを決めて、調べたり取り組んだりしたことを発表していた。

 

このように自分で問いを立てて、自分で工夫して答えを見つけようとする主体的で深い学びや、その後に自分の調べたことを発表して、他者と意見交流する過程は、今後の子どもたちの生きる力につながる。

 


 

動画やスライド・タブレットを使って発表し、主体的な学びに加えて発表力や表現力・度胸等が身に付いたりする、この探究学習発表会を今後とも深化させていってほしい。さらに、この発表会や運動会だけでなく、様々な機会に取り組まれている「縦割り班」での活動は、上級生のリーダーシップや下級生の「上級生へのあこがれ」という、これもこれからの社会を生きる子どもたちに必要な力の育成につながっていると思います。

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上級生がリード2
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