特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除にご協力下さい!
5~7月頃に道端や河原などで、黄色いコスモスのような花を見かけることがあります。
これは北米原産の「オオキンケイギク」で、かつては道路法面の緑化などに使われました。
しかし、強靭な生命力で日本固有の野草を駆逐してしまうため、生態系に重大な影響を及ぼす恐れがあることから、外来生物法により「特定外来生物」に指定されており、栽培・運搬・保管・販売などが禁止されています。
オオキンケイギクに罪はありませんが、きれいな花だからと庭に植えたり、刈り残したりせずに、駆除するようにしてください。
啓発チラシはこちら(PDFファイル:728.3KB)
オオキンケイギクの特徴・見分け方
- 5~7月ごろ、直径5~7cmぐらいのコスモスに似た黄色い花を咲かせる。中心も花と同じ色で、花びらの先はギザギザ。
- 葉は細長いヘラ形で、ギザギザはなく、多くの場合は同じ高さに向かい合って付く(対生)。両面に毛が生えている。
- あぜや道路沿い、河川敷など、日当たりの良い場所に生える。
駆除が必要な理由

- 繁殖力がとても強いため、昔からある在来の野草を追いやってしまいます。
- 他の植物に必要な養分や水分を奪い、大群落をつくるため、丹波篠山の風景を変えてしまう恐れがあります。
駆除の方法
- 花が咲き始める5月上旬に、根こそぎ抜き取ると効果的に駆除できます。
- 根絶には時間がかかります。駆除したあとも、根や種が土の中に残っている
ため、また翌年も生えてきます。根気よく続けましょう。 - 草刈り機などで刈り取る場合、根絶はできませんが、拡大防止に有効です。
- 駆除したあとは、種が飛び散らないよう、丈夫な袋に入れ、しっかりと口を
しばり、枯らしてから燃えるごみとして出しましょう。 - 自治会やボランティア団体などで駆除を行う場合、必要経費を補助する制度があ
ります。詳しくは下記までお問い合わせください。
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農村環境課 創造農村室
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更新日:2024年05月15日