特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除にご協力下さい!

更新日:2023年05月11日

5~7月頃に道端や河原などで、黄色いコスモスのような花を見かけることがあります。

これは北米原産の「オオキンケイギク」で、かつては道路法面の緑化などに使われました。

しかし、強靭な生命力で日本固有の野草を駆逐してしまうため、生態系に重大な影響を及ぼす恐れがあることから、外来生物法により「特定外来生物」に指定されており、栽培・運搬・保管・販売などが禁止されています

オオキンケイギクに罪はありませんが、きれいな花だからと庭に植えたり、刈り残したりせずに、駆除するようにしてください。

啓発チラシはこちら(PDFファイル:728.3KB)

オオキンケイギクの特徴・見分け方

  • 5~7月ごろ、直径5~7cmぐらいのコスモスに似た黄色い花を咲かせる。中心も花と同じ色で、花びらの先はギザギザ。
  • 葉は細長いヘラ形で、ギザギザはなく、多くの場合は同じ高さに向かい合って付く(対生)。両面に毛が生えている。
  • あぜや道路沿い、河川敷など、日当たりの良い場所に生える。

駆除が必要な理由

  • 繁殖力がとても強いため、昔からある在来の野草を追いやってしまいます
  • 他の植物に必要な養分や水分を奪い、大群落をつくるため、丹波篠山の風景を変えてしまう恐れがあります

駆除の方法

  • 花が咲き始める5月上旬に、根こそぎ抜き取ると効果的に駆除できます
  • 根絶には時間がかかります。駆除したあとも、根や種が土の中に残っている
    ため、また翌年も生えてきます。根気よく続けましょう
  • 草刈り機などで刈り取る場合、根絶はできませんが、拡大防止に有効です。
  • 駆除したあとは、種が飛び散らないよう、丈夫な袋に入れ、しっかりと口を
    しばり、枯らしてから燃えるごみとして出しましょう。
  • 自治会やボランティア団体などで駆除を行う場合、必要経費を補助する制度があ
    ります。詳しくは下記までお問い合わせください。

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