平成26年度 農村の生きものチェックシート
丹波篠山市では、市民の皆さんに、身近な環境で見られる生きものの種類や様子をお知らせいただき、その結果をもとに、丹波篠山市の自然環境が今どうなっているのかを調べています。
平成26年度は「多面的機能支払交付金事業」に取り組む活動組織の皆さんにご協力いただき、「農村の生きものチェックシート」による調査を実施しました。
調査結果は、丹波篠山市の自然環境を守るための取り組みの資料として活用します。
結果の概要
81組織142集落3247名の皆さんにご参加・ご協力いただき、「生きものマップ」を作成しました。
ゲンジボタルやトノサマガエル、メダカ、キキョウなど、農村環境に関わりの深い生きもの24種について、身近な場所で見られるか、昔と比べて数は変化しているか、を調べました。
生きものの認知率
24種の対象種のうち、「わからない」と回答した人の割合は高い種では約7割、平均では約4割で、農村の身近な生きものがあまり認知されていないことがわかりました。
また、「わからない」と回答した人の割合は集落によって差があることがわかりました。
生きものの増減
半数以上の集落で、「昔はみられたが今はみられない」生きものが多いことがわかりました。
昔と比べて数が減ったという回答も多く、農村の生きものが減少していることが示唆されました。
農村の生きものの象徴であるゲンジボタルやドジョウも減少しており、両者を比較すると、ドジョウのほうが減少の程度が激しく、見られなくなった年代が早いことがわかりました。
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電話番号:079-552-5013
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更新日:2022年02月28日